アンチポルノのレビュー・感想・評価
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撮影隊が入ってくるまでの始まりが最悪で帰ろうかと思った。 その後、...
撮影隊が入ってくるまでの始まりが最悪で帰ろうかと思った。
その後、いろいろ変わりすぎてついていけなかった。
なにを伝えたいのか全くわからないが
「いちいち絵になるシーン」がすごく良かった。
写真の参考になる。
(DVDで借りてスクショする)
筒井真理子さんの演技すごい
編集長役の黒服黒髪の人を調べる
最高のセックスをしてみない?と彼女と研究する
理(ことわり)の全くない映画、かといって綺麗でもない。
理(ことわり)の全くない映画、かといって綺麗でもない。
この映画の内容とは、普通の映画の最初の10分なり15分なりの状況説明部分でしてかない。この映画のエンドロールが、最初のテーマソング提示で、そのあと本文があるのであれば、よかったが・・・。
じゃあ絵が綺麗かといえば、そんなことはない。この映画冒頭のシーンの色彩と人の動きは、それだけで全く、腹立たしくなるくらいに、この映画が「遊び」でとられたことを示していて、こんなものに1800円はらったことにすでに後悔する。
汚ならしいのは絵ばかりではない、音も汚らしい。
音が汚らしい映画に、ろくなものはない。
大きな音で驚かせてごまかそうという意図があるゆえに汚ならしさがます。
秘書役の女性、なかみの設定がないから途中から漂流している。
いったいなんなのか?
この程度のことをやらせるために、役者は使い捨てなのだろうか?
この内容に「裸は必要なかった」とどなたかがいっていたが同感。
監督が低予算だからドーノコーノとどこかの新聞記事で
いっていたようですけど、
低予算だろうが高予算だろうが、あからさまに無駄なことしといて、
お金がたりないというのは、ちょっとね。
反卑
ちょっとやっつけ仕事感が感じられた。
ただ適当に前衛演劇っぽい事をやって後付けでアンチポルノという意味あり気なタイトルをつけただけのような。
狙ったにしては荒唐無稽なシーンのバックにドビュッシーを流したりとありきたりだし。
まあそれすらも狙ってる可能性は高いが、それでもやっぱり僕にははまらなかった。
ただ、主演女優の魅力というか、売れそう感は今までで一番だったかも。
24
はいはい鬼才鬼才
出だしからいきなり園子温節全開。鮮烈な黄色の部屋と文語体で書かれたようなセリフ。「これを80分も見せられるのか……」という感じ。途中で仕掛けが明かされ、なんだ置いていかれた訳ではなかったのかと思ったのも束の間、再びすぐに園子温ワールドに戻される。
裸やセックスを見せながら逆説的にアンチポルノを主張するという発想は興味深いが見事に空回りしていた。
終盤の大量の絵の具をかぶる派手な演出も、壮大に流れる音楽も、全てが自分を置き去りにしていくようで、ただただ呆然としていた。
センスと世界観で殴られているような不快感。
鑑賞後、園子温監督のインタビューを読んだが、園子温は「今ポルノを撮る必要を感じない。ポルノではなくアンチポルノなら撮れると言ったらそれでもいいと言われたので引き受けた。たとえば冒頭の、裸で歯を磨く女性を見ていやらしいと思いますか?僕は思いませんけどね。」と話していた。
「ポルノ=いやらしい」という短絡的な解釈に留まっている故の主張に聞こえる。裸やセックスを魅力的に映し、そこにポルノを見出せないのであればロマンポルノリブートプロジェクトには参加しない方が良い。
アンチポルノでも構わないと園子温監督に拘ったプロジェクト運営側の采配ミスと言わざるを得ない。
精神世界と現実と映画
日活ロマンポルノリブート企画
女流作家と女子高生と女優の入り混じったせい心の話
最近の商業目的で撮った園子温監督の作品と違って強烈な作家性と心の叫びが全編通して伝わってくる映画でした。
映画と現実とトラウマの狭間でもがく主人公は監督自身の透写だと感じた。
女優陣の演技が素晴らしく、劇中劇での入れ替わりなどしっかりしていて本当に混乱させれた。
物語自体は難解だがそれを踏まえても世界観と雰囲気と画の毒々しさ、全てが園子温だなと思った。
才能がない自信がない、いろんな劣等感を抱えながら、それをぶつけるため映画を撮ってきた園子温監督。
本人の内面から沸き上がるものの価値がわからないまま、ファンが膨れ上がり評価され、ただ求められるがままに突き進む。監督は何の寄る辺も無い世界にいるのだなと感じた。
自分は冷たい熱帯魚以降の作品に付いていけなくなってしまっていたの口だが、ドキュメンタリー「園子温といういきもの」を見て監督が人間なのだと実感した。
足掻くしもがくし、不安を抱える一人の男なのだと知れた気がする。彼はその心の内を映像に昇華できるという点で素晴らしい監督だと思う。
商業目的の映画だってそこそこ上手く撮れていると思うし、オリジナル作品には強烈な個性もある。世界の王にならなくても一国の王にはとっくになっているのだから、これからも独自の国を発展させてほしい。それが受け入れられるかそうでないかはわからないが、監督の軌跡は永遠に残るし、影響を与え続けるだろう。
劇中セリフより
「出口をくれ」
暗中模索を繰り返す、上手くいかないくても進むしかない
誰しも出口を探している、自身の中にあるのか外にあるのか。
それすらわからない自分はここで燻るしかないのかもと思った。
まずは進む道を探さねば・・・
ロマンポルノはアンチポルノ
園子温監督版が登場、裸は多いが全く意味不明の映画になっている。
最初の設定がガラガラと崩れるシーンは面白かった。
ストーリーを追うのは無意味。
『アンチ』ポルノ
アンチだから。ポルノではないよ。アンチポルノだから、いちよ日活ロマンポルノのリブートの一端を担ってはいるけど、郷愁が欲しいなら他作品をお勧めします。園監督の今回の映画におけるインタビューとかを先に読んで主旨を理解してれば納得のいくものではある。
僕の好きなのはここまで掴み所の無いものでは無い。アヴァンギャルドと言えばそれまでだが、理解不能な映画でも、もう少し引っ掛かりのヒントを含めてあれば、とも思う。
「モチーフが作品から透けてしまわないように」意識されてるのも納得してしまう。いつかまた意識が追いつくまでは、具体的な評価はお預け。
それでも、作り出された雰囲気、妙な前後不覚な意識へと陥れるマジックは園監督、生きてます。
最近は少なくなったけど
最近は少なくなったけど、昔はこういう虚実の混沌とした情念の映画は結構ありましたね。(まあ昭和の時代ですが……)
商業ベースに合わせている園監督が観たいなら新宿スワンでも見てれば良いと思います。
これはこれでタイトル通りの作品で、監督の本心に近い温度で創られた作品だと評価したいです。
タイトルのまんま
ポルノじゃないよね、ホントに。
主演は問題の元AKB8期生で、大河や朝ドラ、 園子温作品にも出てたと言うけど、チョイ役だったのだろう?記憶にない(^-^;
極彩色の画像は 蜷川有紀作品かと思うほど派手だけど、虚構と現実交差して、裸はあるけど濡れ場はないんじゃ、興奮もしない。
よくわからない一本だった。
タイトルの意味するものは?
日活ロマンポルノらしい、大人ならではエモーショナルなものを求めに行ったのだが違ったようだ。こういうハイテンションにはついていけなくて。しかも、日活ロマンポルノなのにエロスがない。「みんなエスパーだよ!」のほうがずっとエロいし。もしかしたら、裸を見せながらもエロくさせないのが監督の狙いなのか?
あの女優の体を張った演技にはびっくりさせられたけど。
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