「毛穴が開くような感覚になる」ホワイトリリー KinAさんの映画レビュー(感想・評価)
毛穴が開くような感覚になる
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ロマンポルノリブート企画の五作品の内、一対一の感情が一番よく描かれてたと思う。
ひとつの恋愛映画として面白かった。
色々歪んでるしリアリティは無いけども…
はるかと先生の奇妙な共依存的関係に割り込むさとるくん、最初はノリノリでチャラついていたのに後々まともなこと言い出すのが面白かった
いやアンタ、はるかに対する態度さっきと違うね!?って突っ込んでしまった笑
最後のフェードアウトも唐突だったし、あれは結局さとるくんは死んじゃったのかね
茜はこの作品で一番好きなキャラクター。
完全にめんどくさくて重い彼女なんだけどなんだか憎めない。
トークイベントでの西川加奈子ちゃんが可愛かったからってわけではない…
3P状態の現場に乱入して服を脱ぎ出す行動はぶっ飛んでてさすがに笑った笑
彼女とさとるくんのその後は一番気になる。
そこも描いてくれ
はるかと先生はまあ離れたほうが良かったんだろうな…個人的にはまた良い関係を築く二人を見たい気もするけど
はるかが「〜なんだから!」って連呼して語る場面は、意地と先生に対する感情が揺らめいててちょっと泣いてしまった。
濡れ場がめちゃめちゃエロかった
毛穴が見えるくらい唇をアップにしたり音が凄かったりと激しくて、ロマンポルノを観てるんだから分かっちゃいるけど想像以上の濡れ濡れ具合に引き込まれた。
先生の狂ったような目付きが怖くて、さすが中田監督だなあと思ったけど MONSTERZとか撮った人なんだと思うとまた微妙な気分になる…
でも監督すごく面白いひとだった
これでロマンポルノリブート企画は終わりかと思うと寂しいので継続して欲しいと思う
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