ナッシング・バッド
2014年製作/95分/アメリカ
原題または英題:Small Time
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジョエル・サーノウ
- 製作
- K・C・バルンケ
- 脚本
- ジョエル・サーノウ
- 撮影
- フェリックス・パーネル
- 美術
- ジョセフ・ホッジェズ
- 編集
- デビッド・B・トンプソン
2014年製作/95分/アメリカ
原題または英題:Small Time
こじんまりした作品だがよくできている。
展開が簡潔でさっさと進むし、まわりくどくない。観ていてストレスがないのは良いこと。
たとえば、働きたい、と言い出すシーンから実際に働き出すまで、すこーんと進める。あそこって、内容からして揉めるところだけど、ずばっと切ってる。その感じは、クビにするところもそう。めんどくさくない。
あと、息子役がうまくはまっている。働き出して、徐々に調子に乗っていく、あのグラデーションの出し方はなかなか達者だと思った。あんまり知らない俳優だけど出てきそうな気がします。
まあ、軽いつくりなので、あとは見方により、ですかね。
あまり観られてないの??
わりと好きというか、わかりやすくて気軽に観られた作品。
ただ、オトナの事情に振り回される息子がかわいそうだったな。
人を人と思わないような人間になって欲しくない、という父親の想いはわかるけど。
大学で学んでからでも遅くはない、ということだったみたいだけど、じゃあ高卒で働くことはダメなのか?と。
大学じゃなく、違う会社で修行?するのでも良かったかもね。
伝えたかったのはオトナになるためのステップが必要ということか。
どうでもいいけど、息子役の子がZIPに出てるマーティンに似てる(笑)
さらっとさわやかな映画でした。
クスッと笑える。
庶民的、だけど人間味がある。
胡散臭い商売をしてるけど、間違った人生は歩まない、ステキなお父さんのお話でした!
以下はあらすじ。
胡散臭い中古車店のアル。
貧乏暮らしに不安を覚えて金持ちに横取りされ、子供とも住めず、寂しい思いをしているところに息子が一緒の住みたいと現れ、大学を辞めて一緒に働き出す。
人を舐めた人間に日に日に変わってゆくのを考慮して息子をクビにする。