オトトキのレビュー・感想・評価
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込み上げるものがある!!
追憶のマーメイドで知り、 SPARK・JAMで好きになり、パンチドランカーツアーに参戦して唯一無二のバンドだと思った。
次の地元のLIVEも絶対行くと思ったが、来ないまま活動休止から解散・・・。
もう観れないと思っていたが2016年まさかの復活!!
地元で涙と鳥肌と感動の2日間だった。
今では家族4人全員がファンになった。
この作品が良くない訳がない。
ただやはりイエモンは生LIVEが一番。映像では物足りない。
そんな感じの評価っす!!
初めて爽やかだと思った(笑)
ライブハウスのシーン良いですね!
とても爽やかで。
今までは、とにかく格好良くて、セクシーなイメージが強かったが、メンバー同士が本当に仲良しだし、のびのびとしていて 楽しそうで 幸せそうで…
見ているこっちまで幸せな気分になり、思わず泣きそうになってしまった。
再結成して本当に良かったなぁ( ̄^ ̄゜)
活動休止の時はとにかくショックで、解散の時はそれ以上で、トラウマになりそうだった。
再結成した今でも、あの時の虚無感の様なものは消えない。
是非もう一度、それを塗り替えられるような伝説を築いて欲しいと思う!
いつかまたスクリーンで観たい
THE YELLOW MONKEYのリユニオンを描いたドキュメンタリー作品。
公開時はどうしてもスケジュールが合わず、悔しい思いをしたものです。
しかしニューアルバム前日、1夜限りのリバイバル上映とあって何とか観に行く事ができました。
メディアは購入していたのですが、結局まだ観れていなかったのでこのリバイバルは嬉しかったですね。
そんな新鮮な気持ちで観れたこの作品、とても良かったです。
冒頭の5・11代々木の映像は当時の気持ちを思い出し、物凄くこみ上げて来るものがあります。あの奇跡のような瞬間が再び体験できるのは本当に嬉しかった。
また、当時会場にいた自分たちにはわからなった、特設スクリーン組の興奮を感じられたのも良かったですね。
本当、あのプライマルが鳴った瞬間はすごかったんですよ。
また随所挟まれる演奏などは、やはりスクリーンを観にきて正解でした。音響の迫力が違います。
インタビューやライブなど前後に散らす構成は、緩急がうまく付いていて見やすかったです。
そして最後。エンドロールではホライゾンが流れ「あぁ、ラストに良い曲持ってきたな…」と思っていたのですが、そこから本当のエンディングが始まりました。
流れる映像は懐かしくもありこれからでもあり、なんとも言えない嬉しい気持ちでいっぱいになるんです。
それはもう、涙が溢れて止まりませんでした。
その涙は自分だけでなく、隣の人や劇場全体にもは広がっていて、それがまた余計に嬉しくなるんですね。
まさかドキュメンタリーで涙するとは思ってませんでしたよ。
いつかまた、スクリーンで観たいと思う作品でした。
イエモンファン以外にも勧めたい
アラフィフロックバンドのリアルなドキュメンタリー。ライブシーンの臨場感と楽曲の良さがすごく良い形で映画化されています。プライベートの話など、赤裸々な場面もあります。Life goes on. Show must go on.という言葉に尽きます。
小説を読むようなドキュメンタリー
まるでフィクションのような運命をたどる伝説的なバンドの、ある一年の物語。
所々に過去の写真や映像、音声、テロップなどの説明要素は挟まれるが、必要最低限と思えるシンプルさ。
しかしそれが逆に、各々の観客がそれぞれに「THE YELLOW MONKEYとはこういうバンドだ」と考えられる余白を残している。
最後に流れる主題歌は「外からなんて何もわからない」と優しく歌い上げる。
それは観客それぞれのバンド像を否定するものではなく、各々に各々の見方や考え方があっていい、と肯定しているようでもある。
観た後にふと、自分の人生も違う見方で振り返りたくなるような映画。
大きなプロジェクト
THEYELLOWMONKEY再集結の一年間を追ったドキュメンタリー映画です。
『TYMS PROJECT(イエモンの再集結プロジェクト)』という、とてつもなく大きなプロジェクトについてメンバーのインタビューも交えながら淡々と撮られています。
・ただ再集結したからOKという風にはしたくないという想い
・よりバンドを良くしていくためにメンバーとスタッフが手探り状態で試行錯誤している姿
・その中でプライベートでの大きな出来事
や多忙なスケジュールによる体調や気持ちの変化の中でプロとしてステージに立ち続けること
・そしてTHEYELLOWMONKEYは家族であり、これからもその関係は続いていくこと
がざっくりとした流れかと思います。
最初の代々木(再集結一発目のライブ)の舞台裏はかなり緊張感が立ち込めているのが伝わってきますが、
最後の方になると、だいぶなごやかな楽屋になっているのがわかるので、
そういったところでも1年間の変化の程がみてとれると思います。
メンバー個人のプライベート写真(家族写真)や、かなり昔のライブ映像も観ることができるので、ファンの方はそれ目的で観るのも楽しいでしょう。
そしてメンバーのインタビューを聞いていると、全員メンバー想いなことが伝わってきます。とある場面でヒーセがメンバーをハグするのですが、なんて心があたたかいんだろうと自然と涙がでてきました。
きっと特別ファンでなくても、観たあとはメンバーのこと好きになると思います。
個人的に印象的なシーンは、
横浜アリーナでロビンがステージから降りて客席の隙間を歌いながら歩くシーン。
無数の手が歓迎している一方、どんどん暗い奥の方に進んでいく姿は、何かを掴みにいっているのか、それとも何かから逃れたいのか、そんな風に感じて考えていました。
あとロビンの声が出なくなったCDJの裏側も撮られています。
メンバーの心配している様子や観客への気遣い(ここのエマの立ち振舞いが素晴らしい)、スタッフや関係者の緊迫した様子など、観ているとこちらもその場にいるような気持ちになります。
なんでこのタイミングで?と思わずにはいられないですが、これもまた運命だし、きっとこれからもこのバンドは素晴らしい出来事も大変な出来事も待ち受けているでしょう。
でもその出来事すべてがメンバーを刺激させ、更なる高みへとバンドが成長していくんだろうし、これからもずっと応援していきたいとこの映画を観たことでより強く思いました。
素敵な音と時に満ち溢れた映画。
再集結。
簡単ではないと思う。伝説と言われ、解散して15年も経ち、ファンはそれぞれの想いを膨らませて。期待して。美化も少なからずされていて。その期待に応える形をとなれば、想像するだけで足がすくむようなこと。
それでもメンバーは再集結してくれた。
しかも期待を遥かに超えて。
オトトキは、その再集結から1年を追った映画。
この映画には再集結後のライブシーンもあり。
そして、音の良さは驚かされたことのひとつ。
あの感じはDVDではきっと味わえない。
劇場であの身体に響いてくる音質で聴いて欲しいと思う曲もたくさんある。
音を再び固めるのは大変なこと。
歳を重ね、経験も重ねているのに、素直に耳を傾け、お互いを尊重する姿。
良いものを、良い音をと、届ける音楽に真摯に向き合っている姿。
メンバーそれぞれの笑顔。
支える、送り出すスタッフの表情。
そしていろんな想いを抱えて見つめるファンの表情。
様々な想いが染み込んできて、呼び起こされる。
ファンだから感動するんでしょ?と言われたら、そうなのかも知れない。やっぱり彼らが大好きだから。解散前の重い雰囲気の映像も知っているから。
それでも、少しでも観てみようかな?と思ってくれた人には俄然薦めたい映画で。
あんな風に素敵に歳を重ねていきたいと思うし、幸せそうなたくさんの笑顔を見て、心から幸せだと思った。観た後も余韻が残る。そんなトキをくれる映画。また必ず観にいきます。
単なるファン向けではない普遍的な人間賛歌
これはとある2004年に解散を発表したロックバンドの再集結の1年を淡々と追った作品
なのだが、監督の編集が秀逸!!!
端的にいうとロックを職業にした男達の生き様が冷静にフィルムに収められている。
THE YELLOW MONKEYは様式美であるグラムロック、UKロック、ヘビメタなどを吉井和哉の歌謡曲を愛する才能で融合させ
唯一無二のロックンロールに高めたと私は考えている。
(私自身は正直信者並みに愛しているバンドではある)
そんなカリスマ性のあるステージングの裏には
等身大の平均年齢50歳の男達のリアルがこの作品には刻まれている。
ぜひ、劇場に足を運んでみてください。
そして、あなたなりの何かを得てほしいです。
オトトキはそんな作品であると思う。
最後に流れる新曲Horizonも歌詞に注目してほしい。
虚飾のない、リアルなドキュメント映画でした。
ファン目線でのレビューしかできませんが、
内容は比較的シンプルです。
再集結までのトラブルや紆余曲折のシーン等とか
そういうのはなく、
ただただ、再集結が決まってから、とその後の
彼らとスタッフ、ファンのドキュメントです。
途中、メンバーの親族が亡くなった時のシーンがありますが
過剰なお涙頂戴ポイントがある訳でもなく、
ロッカーらしく、五十路の男性らしく受けとめて
仕事に、前に進んでる様子がカメラに収められてました。
ロビンさんがLIVE中声が出なくなるシーンがあります。
ファンは心配やとまどいの声をあげつつも最終的に
「待ってる」と声をあげていました。
あの場面で『真摯なミュージシャンにはそれにふさわしいファンがつくものだ』とつくづく感じました。
作品中の大きな波はその二つですが、
アニーさんがお父様の死を隠してステージにのぞんだ姿も
ロビンさんが苦しそうにしている様子も
淡々とうつされています。
まさに現実の、リアルなドキュメントでした。
エンディング曲も名曲で、じんわりと心に沁みます。
ファンで良かったと再認識させてくれる素敵な映画だと思いました。
来年のイエローモンキーの活動は
現時点(このレビュー作成時点)では白紙だそうです。
次はどうくるんだろうな、どうなるんだろうな、
ていつまでたっても思わせる所が
このバンドのニクい所であり、愛すべき所でもあります。
そんな白紙の未来へ「続く」、までがおさめられた作品だと
私は感じました。
余談ですが、最後の方のシーンの
イエローモンキーの曲に耳を傾ける猫ちゃんが可愛いです。
-0.5のマイナス評価は、パッケージを見て、ポップでドカーンな楽しさやエロイ絡みを期待してた方の期待を少々外す事になるだろうな。という事だけです(苦笑)
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