映画 夜空はいつでも最高密度の青色だのレビュー・感想・評価
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新宿ピカデリーにて観賞
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池松壮亮は優れた俳優だ。
石橋静河は大器を感じさせる。
この2人の並ぶ姿は非常に画になる。2人の演技も「孤独な底辺」に説得力がある。
でも、この作品の作り手は、2人から情念を引き出せなかった。ただの取り留めない話に終わってしまった。
後半は特に取り留めなく場面を重ねるだけだ。「がんばれ~」の歌の宣伝車と驚き目を合わせる2人のシーンで終わっておれば、どれだけ良かったか。
本作と似た『オーバーフェンス』では、孤独で底辺な2人が結ばれた先には歓喜があった。本作の2人には何も無い。成長も、変化も、熱も、何も。
監督はスマホや原発など社会批評を時々入れてくるが、2人の関係を描く上のでは、そんなものはノイズでしかない。
そんなものや綺麗な絵図らはどうでも良いから、お互いがどのように感じているかをもっと描いて欲しかった。
他にも騒音に悩むサラリーマン、アニメーション、仕事に頑張る元彼など無駄なものが多過ぎる。建設現場をネガティブに描きすぎなのも、見下した視点を感じなくもない。
田中哲司のダメ感は良いが、チャックネタがくどい。
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死ぬまで生きてやる
決して後ろは向かない
死ぬまで生きる
よかった
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都会で孤独を抱えて生きて行く若者のお話で、貧しく辛そうだった。主役の男女が個性がそっくりで自問自答しているようであった。
最近オレもギックリ腰をやってしまったので、土方の同僚のおじさんに一番親近感を抱いた。現場で働くにしてもせめて重機の資格を取って、パワーショベルやブルドーザーを運転できる立場になりたい。
アパートの隣のおじいさんに本を借りるところがとてもよかった。
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