「絶望と少しの希望」ブレードランナー 2049 talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
絶望と少しの希望
埃っぽい一面灰色の廃墟。さびしく一本立っている木。土。人工的でスタイリッシュな空間。「ブレードランナー」と言えば、の降り続く雨の中の極彩色で混沌としたアジアの都会。大洪水を経て、静かな雪の世界が驚きと共に胸に迫った。
映像の美しさと迫力と荒涼感に圧倒された。悲しくさびしく絶望に押しつぶされそうになった。哲学は希望と力を与えてくれると信じたいので最後に小さくても希望を置いてくれたのだと思いたい。が、今の自分には辛い映画だった。
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ノーキッキングさんのコメント
2024年11月11日
コメントいろいろありがとうございます。国民民主、玉木代表の不倫報道で、ああこのタイミングで使うのかと思ったと同時に、安部公房に思いをはせる。自分のネタもとは、安部真知(夫人)真能ねり(娘)Dキーン、新潮社デスク、果林著。だけれども、公房展では
その一辺すら見つけられないものでしょう。度高い値段の全集の背表紙を眺めるたび、ノーベル賞取れたのになあと思う、秋この頃です。