「SF映画に何を求めるかで評価が分かれるのでは?」ブレードランナー 2049 葵須さんの映画レビュー(感想・評価)
SF映画に何を求めるかで評価が分かれるのでは?
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良いテーマだと思うが、冗長で途中でダレるため、早送りして見ることになった。最近(4,5ヶ月前)Cyberpunk2077というブレードランナーからも影響を受けているゲームやブレードランナー ブラックアウト 2022を楽しみブレードランナー(1982)をそんなに楽しめなかった自分としてどうしてなのかと考えた。おそらくSF映画に対する期待(SF的ガジェットによる見たことのないような刺激的な世界観の体験)と実際(人類に利用され、見下され、自我を持つことすら許されない(人間の意図に忠実に意識を持たなければならない)レプリカント(その中でもブレードランナーは更に同類の駆除を求められているという意味で悲劇にすぎる)の反撃の狼煙までの道)との落差についていけなかったからかもしれない。が、それ以上に長い(2時間43分)。もう少し削るべきでは?この作品を楽しめる方は、前作のファンや、アクションが好きでなく、知的な人かもしれない。と書きながら、WikipediaをSF的ガジェットそれぞれの案はおもしろいし、ストーリーも面白いと思いながら読んでいた。知的な旨味のある創作物の旨味を視聴者に面白く伝えるのは難しいということだろうか?
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