劇場公開日 2017年10月27日

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「記憶を入れた電脳はゴーストを宿すのか」ブレードランナー 2049 うろつたさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0記憶を入れた電脳はゴーストを宿すのか

2017年11月25日
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鑑賞方法:映画館

公開は多分10月27日。1か月もたっていないから一日に2回くらいはやってるのかな?なんて思っていたけど、とんでもない。朝一番の1回しかやっていなかった。

前作のブレードランナー(1982)を見てないと意味がわからないだろうし、過激な宣伝しているわけでもないし、しょうがないのか。

寂しい劇場内を見ると、客層もやっぱり前作を見ていたような人たちばかりで、中高年の方しかいない。

そもそも前作も見る人を選ぶ映画だったわけだし、その続編の本作からブレードランナーに入る人っていうのは

①単なる映画好き

②本作がSFの金字塔と聞いた(エンタメ性の強い)SF好き

③熱狂的なブレードランナーファンにおすすめされてしまった人

④ライアン・ゴズリングのファン

これくらいじゃないだろうか。(偏見)

私は前作を見たのは学生のころだったので、当時は見ていて苦痛と感じる瞬間もあった。はやっているSFといえば、スターウォーズだとかスタートレックだとか、エンタメ性の強いものだから、(どのジャンルでもそのようなものか。)こんなに重くるしい映画は楽しめなかった。

そんな当時の私と同様に、②の人はこの映画を3時間近く見させられて苦痛だったかもしれない。

だけど①の人は楽しめたんじゃなかろうか。私はもちろんこの映画の虜になっている。

前作の記憶が薄れているが、前作よりもミステリー的なストーリー性があったので、この先どうなるんだろうというワクワク感があった。

そして、作品のテーマもいまの時代に合ってきて、現実感があって楽しめた。

この作品のテーマは「人工物が記憶をもったとき、そこに魂は宿るのか」ということだろう。

人工物(レプリカント)を処刑する主人公は、人工物に魂があるかどうか、そもそも人工物であるかどうかで悩むことになる。

(レプリカントではないが、ジョイは魂を持ってるように感じた)

似たような問題が攻殻機動隊というSF漫画にもでてくることを思い出した。この作品でも「電脳(人工脳)にデータ(記憶)を入れればそこにゴースト(魂)は宿るのか?」といった話がたびたび出てくる。

攻殻機動隊では、データだけで電脳にゴーストは宿らない。

それに影響されているのだろうか、私は人工物が魂を持つことはありえないと思っている。

ブレードランナーはそんな夢物語でしか出てこない問題がテーマだ。前作が公開された時代には、夢のまた夢だったかもしれない。

だけど今はどうだろうか。将棋AIがプロ棋士を負かし、ロボットがバク中する時代だ。

レプリカントはAIやロボットとは違うかもしれない。だけどこれからは、この映画で起こっている問題に直面する時代がすぐそこにあるのかもしれない。(2049年より先だろうが。)

(以下、蛇足)

ジョイちゃんかわいいよ!丸顔でおめめぱっちりの童顔!なのにカラダはオトナ!

最高じゃないですか!アナ・デ・アルマス大好き!

レプリカントのおっぱいおっぱい。

ジョイのおっぱいおっ…

おっぱい出さないじゃないか!

セックスシーンはないかな…と思ってたら、他の女の体を使ってセックスの流れに!こりゃおっぱい見れるぞぅ!

…でもやっぱり本作の主題とは関係ないから、事前と事後のシーンのみ…おっぱいすら見せてくれなかった…

やっぱりハリウッド女優がおっぱい見せてくれるわけないよな…なんて思いつつ、どうしてもおっぱいが見たくてネットで調べてみると

…あった…!

カリブの白い薔薇(2006)でおっぱい出しているではないか!

こう言う映画みたことなかったけど見てみようかしら…

メキシコ人女性はいい…

うろつた