「電気羊の夢を見るのは、誰?」ブレードランナー 2049 機動戦士・チャングムさんの映画レビュー(感想・評価)
電気羊の夢を見るのは、誰?
イマジネーションの洪水ですね。原作読む気はないので、映画観た感想を、徒然なるままに…。
そもそもレプリカントって、誰なんでしょう?。学校で習ったforeignerとstranger。外国人と異邦人。その違いを教えてもらうことはなかったですけど、どうも、レプリカントはstrangerのことを指すようです。意思が伝わらない、心が通わない、理解できない者。結果、侮蔑と恐怖の対象になる存在。そう思うと、私の周りにも、ずいぶんレプリカントがいるような…。
ただ、レプリカントに、心がある、大切にするものがあると知れば、彼らは、本当にstrangerなのでしょうか。
無知と恐怖から、壁を作っているのは、誰?。ブレードランナーとは、他者をforeigner とstrangerに区別したがる、ヒトの弱さが作り出した、暴力装置なのかも…。
模造品であれ、コピー品であれ、ヒトが人になる夢を見ることは、許されるのでは?。国境の向こうにいる友人(foreigner )と出逢う為に。
ま、そんなこと考えている私のほうが、レプリカントかも知れませんけど。(…お願いだから、ブレードランナーに、私のこと、通報しないでね。)
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