「人類とレプリカントとの間に生まれた奇跡」ブレードランナー 2049 ピロシさんの映画レビュー(感想・評価)
人類とレプリカントとの間に生まれた奇跡
前作から30年後のロサンゼルスを舞台に描かれています。
ライアンゴズリング演じる新型レプリカントのKはLA市警の警官であり旧型レプリカントの居場所を見つけ解体処分を命じられているブレードランナーという役柄です。
話が進むにつれてKの記憶が呼び起こされ自身の過去が徐々に解明されていくのですが、真相に迫りすぎ逆に追われる身となってしまいます。
中盤すぎから元ブレードランナーのデッカードや旧型レプリカントのレイチェルといった30年前の話と繋がり、果たしてKとはいったい何者なのか誰を守ろうとしてプログラミングされたのか…
やはり見所は独特な荒廃で雑多な世界観は前作ファンならたまらないでしょう。音も最近みたメッセージに似た重厚感があります。話の進行はスローテンポで上映時間も163分間と長いため興味を引かない方には苦痛かもしれません。
やはり前作を復習してから観に行くことをお勧めします。
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