「老体にムチ打っての水攻め!?」ブレードランナー 2049 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
老体にムチ打っての水攻め!?
デッカードの登場はオリジナルが好きな方達への接待になっている。
後半から女ターミネーターみたいで気持ち冷めてしまう感覚に陥る。
D・ヴィルヌーヴってノーランみたいに過大評価されて持ち上げられ過ぎな気もするしエイリアンに執着してないでR・スコットが撮っていても。
R・ゴズリングは「ラ・ラ・ランド」同様にあまり魅力を発揮出来ていない。
オリジナルのレプリカント達の哀愁漂う怨念というかそういったモノを一挙に背負った姿を魅せてくれている感はある。
映画全体のLOOKにヴィジュアルとオリジナルには敵わないのは否めないしその分、ストーリーで魅せてくれる筈が間伸びしている感じも。
続編ではあるのだが素直に認められなくて全くの別物でも無いがそう思えてしまう。
この先に物語があるのならゴチャゴチャに「ターミネーター4」みたいに反乱起こしての戦争状態になってしまう目も当てられない顛末になりそう!?
H・フォードも「スター・ウォーズ」に「ブレードランナー」と過去を引きずらないと輝けない存在に次は「インディ・ジョーンズ」か!?
もしくはJ・ライアン!?
オリジナルからの続編でもありリブートでもありリメイクでもあり本作自体が単体のオリジナル作品とも取れる不思議な一作。
コメントする