おもてなしのレビュー・感想・評価
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外国資本
「おもてなし」とは茶道にルーツを持ち、「表裏なし(裏表のない心)」で接待する精神で単なるサービスやマナーを超え、相手への思いやりから生まれる「心」の表現、台湾人にもリスペクトされていましたから日本独自の文化という訳でもないのでしょう。ジェイ監督は「おもてなしといっても、日本と台湾では少し違います。これを世界的に見たらどうか、世界に広がったらどうなるのか。そんなことを考えながら撮りました」と語っていたそうです。
日台合作、舞台は琵琶湖ほとりの老舗旅館だけれど、旅館の命運を握る主人公ジャッキーは台湾人、字幕が多く邦画というには違和感が多かった。
名月館を愛する客たちが少なからず居るのだから外国資本に牛耳られることなく地元の日本人たちがもっと支援して欲しかった、ただ、少子高齢化の日本だからこの先への漠然とした不安感、日本は外国資本に牛耳られてしまうのだろうか・・。
田中麗奈の中国語の上手さが光る!
共演の藤井美菜は英語、韓国語が得意という才女だし、やっぱり国際派を目指すには外国語を学ばなきゃな~という、これもおもてなしの一つだろうか。物語はあまり抑揚もなく、木村多江による“おもてなし講座”を受ける面々。「京都ではお茶漬けを出されたら、帰れという意味どす」などと教えられたエピソードもさっぱり笑えないのが残念だった。喫茶店で昆布茶を出されたら「帰れ」という意味なのは知っていたが、お茶漬けは知らなかったよ・・・。
そんでもって“おもてなし”の基本が0123?バイトしたことあるのですが、靴下を替えるのもマニュアルにあるものの、ほとんどの人が替えてなかった気がする。プラスチック化粧棚を割ってしまったという思い出したくないことまで思い出してしまいました・・・。まぁ、体験しなくてもビデオマニュアルがあるから、それだけでも大丈夫かと思います。
旅館のおもてなしなんてのも、和倉温泉「加賀屋」のおもてなし研修を受ければ最高級の極意が学べると思います。
なんだか…
マーケットイン
亡くなった大学の同級生が残した経営危機の旅館を買い取った台湾人社長の息子と、親父の残した旅館を守ろうと実家に帰った雇われ社長の娘の話。
合理主義が過ぎて転売を望む台湾人オーナーと何も考えずモンクばかりの雇われ社長という図式で、上手く行く訳ないし人間的に魅力を感じられない次世代達が、おもてなしを学ぶ中で変化して行くというストーリー。
何も生まず中途半端な上に未練たらたらな様相の恋愛要素は余計だし、心境が変化するのはわかるし流れとしては良いけれど、「1ヶ月共に過ごして」は違うんじゃないか?
それなりにはみられたけれど、締め方が急展開で強引な感じがしたし、人物描写の変化はほぼ無くてにこれから上手く行く様には感じられず残念。
すばらしい
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