ちょっと今から仕事やめてくるのレビュー・感想・評価
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歯磨き粉のCMのような爽やかな二人
福士蒼汰くんの関西弁が耳障りだし、主役の二人の演技が上手くなくて、開始早々に「ああ〜〜、見る映画失敗した〜〜!」と思ったのが第一印象。
思い切って、映画では関西弁にしないっていうのもありだったのではないかと思ってしまいました。
だけど、2時間のうちに慣れました。
気が付けば、そんなの全然気にならないくらいに、すっかり映画の世界に引き込まれていました。
むしろ、この二人のキャスティングはナイスだったのではないかと、今では思っています。
読んだ原作と設定を変えている部分があるのですが、それはそれで良かった。
青い空、透き通る海。
この景色が美しいから爽やかな気分になったのではありません。
主人公の工藤阿須加くんが前に進むことができたから、清々しい気分になりました。
自分が知らない世界がまだまだある。
そう思わせてくれる設定として、あの場所を選んだのなら、とても共感できます。
過労自殺。
他人事ではありません。
まともなことが考えられなくなってしまう。
過労だけの問題じゃないな。
自殺を考えてしまったというすべての人々に、死のうとする前のたった2時間だけでも費やして、この映画を見てもらいたいなと思いました。
「ちょっと今から仕事やめてくる」
印象的な題名で、それだけでも興味が湧きます。
うまいと思いました。
原作も映画の方も、意地悪く言えば、まだまだ未熟な感じがするけれど、だけどそういう点も若い二人にぴったりな感じがして、好感が持てました。
他の方のレビューを見て、たくさん「頑張ろうって思った」っていうのがあって、いいぞいいぞ、こうやって広がっていけ。
こうやって映画が人を救うことができるかもしれないんだ!って思いました。
吉田鋼太郎の演技がいい味を出していた
物に当たり散らしたり、いつも怒鳴りちらしてたり、周囲は萎縮したりで、彼の演技からリアルに有りそうなブラック企業感がよく出ていました。
物語の印象を一言で表すと「深そうで、あまり深くない。」って感じでした。
自◯を阻止するために、どう展開していくのか気になって見てみたけど、割りとありがちなセリフしか出てこなかった。
何度も見たくなる映画ではないけど、自◯を考えてる、または一度でもそれを考えたことがある人は見てもいいかも。
2017-27
仕事で東京出てきた20代は、泣く😩
主人公に自分を重ねてしまい、終始共感と涙でした。
予告編でもあった、お父さんが言う、「たまには母さんに電話してやれ、くだらない用事ばっかり思いついてお前に電話してるんだ」のシーンは本当に号泣してしまいました。
たまに帰ると、歩いて家まですぐなのに絶対迎えに来てくれるお母さん。
東京に帰る日は、電車が見えなくなるまで見守ってるお母さんを思い出して、もう涙腺崩壊です😭
てかわたし、かなり早い段階から主人公に共感しまくって泣いてましたね。
就職氷河期になんとか希望の職種に就職したものの、思ってたよりハードで、ゆとりゆとりと言われ。
でも辞めるわけにもいかない。
なりたい!と地元を出て東京に来たっていう建前もあるし、やめて何すんの?何ができんの?っていう不安もあり。
あの頃もがいていたなぁって思い出しました。
工藤阿須加のファンなので贔屓目で見ちゃうのですが、素晴らしい演技だったと思います。
あと森口遥子さんの優しい笑顔が、お母さん!って感じで心に響きました。
今も帰り道、コブクロの歌が脳内で流れて、また涙目です。
絶対見るべき!
スッキリ
いい意味で
老若男女問わず見てほしい。
関西弁なめんなよd( ̄  ̄)
予告でのコブクロの"心"が、沁みたので観ましたが・・・
まず福士くんの関西弁が、ネイティブじゃないので、こっぱずかしくて移入出来ず(^^;
彼をキャスティングするなら無理に関西弁にする必要性ないし、関西弁に拘るなら適役は他にいると思いますが・・・
内容的には今っぽいんでしょうが、理不尽まかり通る世代に育ったので、吉田さん演じる部長よりなのかも(笑)
ただ石の上にも三年って言葉あれど、会社や上司に合う合わないを見極めるは大事って部分・・・
この作品が、伝えたいのはソコなんでしょうね。
でも自身の信念と目標がなければ、世の中そんなに甘くない。
キャッチコピーの"全ての働く人が共感して泣けた"ってありますが、ウルっと来たのは、エンディングのコブクロの歌声と歌詞だけでした(^^;
☆3
生き方は一つじゃない
自分は一つの会社に最後まで勤めることが当たり前と言われて育った世代。会社を辞めることは逃げることだと言われた。
映画の嫌な部長と同じ考え方だと気付いた。
そうは言っても、もし辞める部下がいても、あの部長のようにはならないけど。
映画の中で、山本が、自分の人生は自分のためと自分のことを思っている人のためにあると言う。
施設の園長の小池栄子が少し涙ぐんで、隆にありがとうと言う場面があるが、自分もなぜかぐっときた。
それは自分のためではなく、大切な山本のためにありがとうと言っているのがわかったから。
人は人との関わりで変われる、変わることができる。
そして生き方は一つではなく、いつからでも変えることができると、この映画は教えてくれた。
現実はきっと、ここまで酷く無いって人が多い。 でも、そのレベルは人...
感動しました。
現代版ショーシャンク
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