ちょっと今から仕事やめてくるのレビュー・感想・評価
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泣きました。
さっき見て来たばかりなのですが、取り立ててこれが良かったってわからないのですが、泣きました。これから時間をかけてこの理由を自分なりに探すのだと思います。
今まで僕は、映画やドラマを見たとき、頭で理解して、感動したり涙を流したりするのだと思っていました。今回はっきりとこれが間違いだと思い知らされました。理由がわからないのに、涙があふれてきてしまう。こらえて止まるものじゃなく、ぽろぽろと周りからもわかるんじゃないかと思うほど、涙があふれてきました。
自分の現在の状況とか、気持ちとか、体調とか、たまたま条件が合っただけなのかもしれないけれど、これは52歳にして初めての経験です。とても不思議な体験となりました。
激務経験者です。長文です
以前、主人公と同じ月150時間サビ残の会社に勤めていた身としては良くも悪くも幻想的で女性的な映画だと思いました。私ははまれませんでしたが、ブラックを経験したことがない人がなんとなく大変さを知るぶんにはわかりやすい映画です。
以下気になった点です。
まず昨今では劇中のような絵に書いたようなブラック企業は少ないと思います。
毎朝社訓を大声で読み上げたり、怒号を飛ばしたり、胸ぐらを掴んだり、土下座を強要させたりなどではなく、じわりじわりと圧力をかけ精神を蝕んで思考を奪っていきます。
また150時間残業をしていると仕事終わりに飲みに行ったりする時間はありません。そこはフィクションなので仕方ないと思いますが。
演出は過剰で漫画的です。プライドを度外視した励まし方など作者は男の友情というものをよくわかっていないのかなと思います。先の展開も勘の良いひとなら気付くでしょうし大どんでん返しは期待できません。
友情と夢を絡めた映画なら「きっとうまくいく」、仕事とはなんなのかを問いかけるのなら「生きる」に軍配が上がります。ともかくフィクション色が強くて人を選ぶ映画です
見る価値あります! 映画見終わったあと、心がジーンとなりました。 ...
見る価値あります!
映画見終わったあと、心がジーンとなりました。
福士蒼汰さんの関西弁違和感なかったです!
工藤阿須加さんの演技素晴らしい!
パワハラ、あるよねー
2018/1/13 2回目の鑑賞
3.5点から4.0点にあげました。
展開を知って観ても、逆にその方がシミジミと感じ入るものがありました。
人生は誰のためにあるか?
辛いことや苦しいことでついつい見失うものは多いけど、時折立ち止まって考え直すときに、また観たいと2回目にも感じました。
私の新卒は既に22年前…
当時めちゃくちゃパワハラを受けてて、1年間に1,000回位謝った。夢でもうなされて謝ってた…
毎日死にたくなり、気を緩めると涙が出てきてしまい、私は頭がおかしくなったか、社会不適合者なのかと、当時は本気で思っていた。
辞めれば良い。
そのことにすら気が付けなくなる、あの精神的支配と絶望の恐ろしさ。萎縮し続けると人はマトモな判断すら出来なくなるんだよね。
…土下座のシーンは直視出来なかったな。
今もどこかであんな目に遭ってる人がいると思うと、何だか辛くて。
ちゃんとハッピーエンドで救われました。
工藤くんは地味だけど、良い俳優だね。
そして好きな黒木華が追い詰められて最低なことをする先輩役で、彼女の役にしては化粧とかケバくて身の丈に合ってない感じが役とリアルにリンクしていたのが良いと思いました。
肩のちからが抜ける そんな映画でした 実家に帰り両親に仕事をやめる...
肩のちからが抜ける
そんな映画でした
実家に帰り両親に仕事をやめることを
報告するシーン
お母さんの言葉に涙が出ました。
生きてさえいればなるようになる
ヤマモトのセリフ
自分の人生は大切な人のためにある
本当にそうだなと感じます。
前半は涙し、感動しましたが
後半やラストは,,,という感じでした
とにかく泣けた!
仕事をしていると起こりうり自体だったりとか、感情だったりとか、上手く演出出来てきたと思います。
ブラック程ではないが、それに近い経験があったりして、すごく感情移入出来ました。
今のところ、今年一番泣いた映画となりました。
しいて言うなら、もう少し、辛い!という表現があっても良かったかな…すぐ自殺してしまおうとしているように思えてしまって、そこだけが物足りなさを感じました。不眠症以外に何かあってもなぁって思いました。
でも本当に良かった。仕事で悩んでいる人、過去に仕事で失敗した経験のある人、いろんな人に見て欲しい映画です。
自分を必要する人の為に…
今年の初めに原作を読み、映画が公開されると知り、楽しみにしていた作品。内容は分かっていましたが、最後はやはり胸が熱くなりました。
最近、話題のブラック企業、パワハラを扱い、吉田鋼太郎が傲慢な上司をあまりにリアルに演じ、観ているこちらも、苦しくなりました。
工藤阿須加も主役を張れる役者になりましたね。関西弁の福士蒼汰もなかなか良かった。
そして、人は自分を大切に必要としてくれる人の為に生きる…ってメッセージが沁みました。
大切な人と観ると良いと思うし、仕事で悩む若者に観て欲しい作品です。
良かったぁ…‼
ブラック企業とか自殺とか、扱っているテーマは重いけど、観終わった時にとても優しい気持ちになれる映画でした。
私も、家族や回りの人たちに大切にされてるなって、私も優しくしようって自然に思えて涙が止まりませんでした。
そして、今度は、今春社会人となった娘と観に行きたいです。
この映画を一緒に観て、『この先行き詰まった時には、あなたのそばには、あなたを大切に思っているひとがたくさんいるから大丈夫!!』って伝えたいと思います。
アロハ男
何も考えずに酷い会社に就職し、行き詰まって自殺しようとした主人公が、自殺を止めに現れた男との交流を通じて考えを改める話。
ストーリーとしては上記の通りで、そこに元同級生とか死んだ筈とかを載っけて話を膨らませてくるのは面白かったし、仕事を辞めることにに関して「失敗」とちゃんと認めているのは良かったけど…姿を消してからの感動させたいだけとしか思えない取って付けた様な答え合わせ的な件がまるまるいらない。
とぼけた様な軽いノリで再会して答え合わせとか、そもそもいなくならないで実はこうなんだで良くないか?
楽しく明るく終われば良いのに勿体ないかな面倒臭くなって白けてしまった。
人が生きる為には希望が必要 私はプラス、欲が無いと生きていけないよ...
人が生きる為には希望が必要
私はプラス、欲が無いと生きていけないような気がする
食欲でも、物欲でも何でもいい
欲や夢や希望ある人は生きていける
逆に、人生に希望や欲が無くなると、人は追い詰められて死を選んでしまうのかも知れない
お母さんが死ごうと思った時、息子の未来を考え、心中を思いとどまるというくだりは、まさに脚本のポイント
福士蒼汰、彼の笑顔がこの映画での救い、彼の代表作と言っていい作品になった
工藤阿須加、黒木華、吉田鋼太郎の迫真の演技も、音楽、エンドロールのコブクロの歌素晴らしい
人生に悩んでいる全ての人に観てもらいたい
今、イジメで悩んでいる子供達にも、是非観て、生きる力を持ってもらいたい
いつも心にヤマモトを!
ヤマモトが自分の心の中にいる人といない人がいる。この映画はヤマモトに救われる主人公を描いているが人生にいつもヤマモトが寄り添ってくれているとおもえたらきっと試練を乗り越えていけるのだと思う。他人はコントロールできないが自分の心はコントロールできる。それに気づかせてくれたヤマモト。ありがとうの言葉の大切さ、感謝の気持ち。それを教えてくれる映画です。
悩めるサラリーマンに見てほしい
私自身、職業に悩み続けていた人だったので、この映画はぐっと心に響きました。とりあえず正社員になることで安心と未来を手に入れた感覚があるかと思いますが、私は実際仕事をしている最中、やりがい、希望を感じることがあまりありませんでした。人生を無駄にいつまで消費しつづけたらいいんだろうって考えていました。
今現在、私は自営業。専門職で収入も増え、やりがいを感じております。
がまんをすることで収入を得る人は多いかと思いますが、仕事を楽しむことで収入を得ている人も世の中にはいるんです。
それを多くの人にわかってもらいたい。
僕の友人は、好きではない仕事(職種)で頑張っています。そのかわり、太ったり、痛風になったり、血圧が200以上になったり、それって幸せなんだろうか?僕が何を言ったって、仕事を辞めずにしがみついてる。家族をもっているので簡単にはいかないと思うが…
この映画を多くの働く人に見てもらい、希望をもってもらいたい。充実感を感じるものを探しだして、覚悟をもって自分に取り組んでほしい、本当にそう願います。
感動!!!
福士蒼汰の仮面ライダー並みの頼もしさ、工藤さんのピュアさ、吉田鋼太郎のパワハラ上司の怖さ、全てに心を掴まれる演技でした。メインではないですが、親子愛のあるシーンでめちゃくちゃ感動しました😭😭
人生、生きていれば毎日必ずいいことがあるはず、感じようとしないだけ
20代の部下達によく言う『会社に依存すんなよ。世の中から乞われる人間になれば会社のせいにせず、自分の人生くらい自分でマネジメントできる。』と。
履歴書は美しいと言われる自分も2回の転職かつ一度も死にたいと思った事などない私にはこの映画には最後の30分まで全く刺さらない。でもラスト30分に回答が。
人生、生きていれば毎日必ずいいことがあるはず、感じようとしないだけ。自ら絶対死んじゃいけない!そう強く発信したい。
めっちゃ感動!!
原作ファンで、映画をみてみたけれどとても面白かったです!!それに、すっごく感動したー!!あまりストーリーを変えてなかったので、原作ファンの人にもオススメかも。1時間こえたら涙が止まらなくなります。これから観る人はハンカチのご準備を(笑)
んー…
前半、暗くて見るのも辛いシーンが続いて、正直見るのが疲れました。
後半は泣けるシーンだったり、クスッとなるシーンもありましたが…。
最初に現実をすっごい見せてくるわりに、終盤、めちゃくちゃドリーマーだなー、と。羨ましいけれども。
最後のあの終わり方で、そーんなコブクロの暗い歌持ってくる!?って感じ。いや、いい歌なんだけど映画に合わない気がした。
演者は本当によかった。福士蒼汰の関西弁も英語も完璧だし、工藤阿須加も上手い!
ちょつと今から仕事やめてくる
今の日本の現状をそのまま映画したような内容
仕事を辞めるのは一般的には非難を受けるだろうが、命を守るためにはしても良いことだと教えてくれるような映画
映画を見ていたほとんどの人が涙していました
そして、福士蒼汰さんの演技力が少し上達していると感じました
とても、オススメの映画です
是非、お近くの劇場へどうぞ
心を解き放つ
工藤阿須加は去年の北川景子主演のテレビドラマで初めて見た俳優で、真面目でお人好しな青年を好演していた。この作品でも同じような青年サラリーマンを演じていたが、テレビドラマよりも深刻な職場で、その分だけ内心の葛藤や心の闇のようなものを出していた。去年より一皮剥けた印象だ。
福士蒼汰は、キムタク主演の「無限の住人」での演技があまりにも冴えなかった反動なのか、この作品では見違えるように生き生きと演じているように見えた。この人の魅力はやはり弾けるような笑顔で、破顔という言葉がこの人ほど似合う男性俳優はいないだろう。
黒木華は相変らず演技が上手だ。職場の力関係を意識しつつ、正気を保つために綱渡りのような生活を送るOLの複雑な内面が伝わってくる。
小池栄子も役柄をそつなくこなしていた。この人は美人で頭もよく、演技も上手い。女の愁いや秘めた狂気みたいなものが備わってくれば一段上の女優になるだろう。
吉田綱太郎がエキセントリックな上司を怪演するブラック企業は、現代の日本ではもはや当たり前に遍在する企業の典型だ。人格を平気で否定し、人前で罵詈讒謗を浴びせて心を砕く上司や社長はたくさん存在する。個人的にも何人も知っている。男もいれば女もいる。その連中は例外なく人格破綻者である。本人の人格が破綻していないと、他人に強く当たることはできないからだ。日本は謂わば、人格破綻者たちが上に立つ、人格破綻者のための国家であるとも言える。
そういった人格破綻者は高圧的に人に命令し、人格を破壊することで上に立つようになる。良心をもった人間は人を傷つけることに躊躇するから、彼らに逆らえない。村八分という言葉に象徴されるように、日本は現代でもムラ社会で、個人の尊厳よりも組織の大義名分が重視される。プライベートの約束を破っても、仕事だからという理由なら許されることが多いのも、そのためだ。憲法は基本的人権の尊重を謳っているが、いまだに基本的人権を尊重しない人間たちばかりがいる国家が日本なのだ。
ブラックな企業にしがみついていなければ生活できない社会は、勿論まともな社会ではないが、世の中にまともな社会というものがあるのかと世界を見渡したとき、先進国のどこにも希望を見出せないことに愕然とする。
ホッブズが著書「リヴァイアサン」でいみじくも指摘したように、この世界が万人の万人に対するたたかいであるなら、善人はもはや生きていけない。それではいけないと民主主義がはじまったのではなかったか。善人が悪人に勝つための心の強さを獲得するのは至難の道だ。しかし悪人の社会から逃げるのは、すこしだけ心を解き放てばできる。
どこまでも善人の二人の青年が、こだわりを捨てて心の自由を獲得することに、爽やかな感動がある。とてもいい作品だと思う。
全370件中、321~340件目を表示