ちょっと今から仕事やめてくるのレビュー・感想・評価
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思った以上に仕事に丁寧に向き合った作品
上司の暴言や暴力などパワハラ満載で胸が痛みます。
これがどの程度ブラックなのかわかりませんが。
実家で両親に仕事を辞めたいと打ち明けたときの両親が認めて「他にも沢山会社はある」とか、「色々失敗の経験を積みなさい」と受け入れてくれたシーンに思わず涙がでてしまいました💦
最後の仕事を辞めるときの上司に怒鳴られながらもしっかりと自分の意見をいい、相手の暴言をうけとめて真摯に丁寧に返す素晴らしい態度や、ブラック関係なしに周りに感謝し労れる姿に感動しました。
実際はもっと聞き流してもいい気がするのですが。
悪くはないが2時間ドラマレベル。
原作を読んでから鑑賞。
個人的には「まぁ原作のイメージはだいたい守られてはるかな」って感想。
原作の時点でわかってはいたが、そもそもの内容や世界観からしてこれは映画じゃなくてTVの2時間ドラマでいいかな。
だから☆3つ。
中身自体は嫌いじゃない。
ブラック企業と言われる会社が本当にこんな酷い所だっだったら.....。
こんな酷い上司がもし現実にいるとしたら.....。
ここにしがみついて働かなければいけない事情があったとしたら.....。
死にたいとまで考えた時に救ってくれる人が誰もいなかったとしたら.....。
色々自分と重ねて考えることが出来る、作品。
『ヤマモト、お前は一体何者なんだ?』
というストーリー上の謎については、原作もわりとサラリとしていたので、映画ならではの設定や、もう少し壮大な表現で楽しませて欲しかったところ。
今の仕事が本当にツラい人、死にたいくらい何かに悩んでる人、家族や友人について考えることがある人にとっては、この作品で少しでも前向きな気持ちになれるかもしれない。
タイトルなし(ネタバレ)
原作未読です。
福士蒼汰はすごくよかったですね、彼以外考えられない配役でした。
その他の配役も秀逸。
後半少し冗長だったのでもう少し集約して欲しかった気がするのと、コブクロが合わなさすぎて興ざめしました。
また、他の方も書かれてますが
・何故 山本純と名乗る必要があったか
・喫茶店にいた怖い女性は何の伏線だったのか
・土下座してる時に部長にかかってきた電話はなんだったのか
・双子オチはちょっと反則な気がします
などなど、少し気になる点もありました。
恐らく撮る時には色んな事を想定して多くの場面を撮ったが、編集でカットしていく時に歪みが出たのだろうと思います。
ただ、そんな色んな事を差し引いてもオススメしたい映画です。
原作未読です
こんなパワハラがあるのかと
予告でも見たのでわかっていたのですが、かなりひどいパワハラ描写があります。
私はこんなブラック会社に勤めたことがないので、ほんとにこんな会社があるのかと半信半疑で観てましたが
怒鳴るは当たり前、殴る蹴る罵声を浴びせるなど観ててしんどいです。
ヤマモトがほんとにいい奴で、こんな友達が欲しいと思いました笑
一つ疑問に思ったのは、山本優がなぜ自分を「山本純」と名乗る必要があったのかということ。
調べられたら自分が幽霊だと勘違いされるようなことをわざわざする意味がよくわからなかったです。
でも、後半の展開は正直予想外でびっくりしました。
完全に途中まで幽霊だと思っていたので……
私は、ヤマモトの正体がずっと気になっていたので後半ですごく納得できたのですが、
確かに他の方も言う通り蛇足感はあったかなという印象。
ヤマモトの正体を明かすとこは個人的には必要だったと思いますが
ヤマモトが海外の子供たちに勉強教えたりしてて、青山が来て一緒に遊ぶみたいなシーンは正直あまりいらなかったかなと思いました。
ブラック企業に勤めたことのある人
私自身ブラック企業に勤めた経験があります。
その経験があると、前半は自分と重なって辛いけど、でもそれがとてもリアル。
同じような経験してる人は後半でヤマモトによって隆が救われる姿、両親とのやりとりは、泣けるんじゃないかな。
実際私はボロボロ泣きました。
バヌアツの場面、いらないって人もいるけど、私には必要だったし、全然蛇足ではないと思います。
この映画を作ってくださった、成島出監督や、福士蒼汰さん、工藤阿須加さんをはじめとしたキャスト、スタッフの皆様に、心から感謝致します。
思いのほか
映画観て初めて涙が…
私はまだ学生ですが、世の中にはこんな会社もあるのか…と怖くなった一方で、生きる道は一つではないし人生生きてさえいればなんとかなるのかな、と前向きにも思わせてくれる映画で、見て良かったと思いました。
工藤阿須加さん、福士蒼汰さんお二人とも爽やかで、特にヤマモトの明るいキャラクターが良かったです。
映画館で映画を観て初めて目頭が熱くなりました。
役者の演技と絡みに魅せられる
いつのまにか自分におきかえてる
現実の閉塞感を打ち破る現代のファンタジー
ここ数年話題になっていたブラック企業や不景気を見て育った若者に向けるファンタジー。妖精や魔法は出ないんだけど、テンション的にファンタジー。
ストーリーはほぼ予告編の通り。ブラック企業勤めの青年が、同級生を名乗る不思議な男に出会って人生観を変えていくお話。久々にいい意味でも悪い意味でも期待を裏切らない、ストレートにきれいな邦画に出会った。
福士蒼太くんは爽やかな役ばっかりやりすぎだろう…と考えていたが、やっぱり福士くんの爽やか男子ははまり役。今回は少しベクトルが違うところもよし。暗い福士くんも見れるし、ファンなら結構な満足ではないかな。
全体的にまとまってるし、謎は全て解け、きれいな締めだったと思う。ただ、ひとつ不満を挙げるとしたら、あの部長に報復がない、カタルシスがないというところだろうか。ああいう胸くそ悪いキャラには社会的な制裁を受けてほしいという人、結構いるんじゃないかな。
でも、ちゃんとした制裁を受けたら映画全体の雰囲気ががらりと変わってしまったように思う。あくまで主人公にスポットを当てて、彼らがどういう道を進むのかが希望になりえる。いやもう、部長を見ていてずっもむかむかしていたけど、青山が幸せになれるなら、それでいいと思った。
私には後半が必要だった
後半がいらないというレビューもありますが、私には必要なシーンでした。
ヤマモトの過去を知った上でもう一度映画を見ると、ヤマモトの明るさと人の為に生きようとする彼の姿がなぜなのか理解出来て、心が洗われるような、人との繋がりの考え方を改めて考え直させられる気持ちになります。
パワハラで人の心を闇に落とし込むのも人間だし、闇に落ちた人の心に希望の光を与えるのも人間だという事に気付かされます。
その気づきを踏まえてみれば、冒頭のシーンと後半のシーンは私にとっては、とても大切なシーンでした。
ヤマモトという存在は魅力があって、心に残るキャラクターになりました。
見終わった後にもヤマモトは常に私の心の中にある‥そんな大事なキャクターです。
だから、ヤマモトと隆がどうやって過ごしていくかの希望の未来を感じさせる後半部分は、私の心に救いにも似た安堵が生まれるハッピーエンドでした。
私の心の中にあるヤマモトは冒頭のシーンにある笑顔のヤマモトです。
ヤマモトは実在しないけれど、ヤマモトが今も何処かで笑顔でいてくれるような気持ちになれました。
後半シーンを入れてくれた監督に感謝したい。
見る人によって捉え方が違うかもしれないけれど、この映画を見て良かったです。
何度も見たくなる映画でした。
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