劇場公開日 2017年10月7日

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「☆☆☆★★★ 鑑賞後にググったところ、原作が発表されたのが1966...」あゝ、荒野 前篇 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0☆☆☆★★★ 鑑賞後にググったところ、原作が発表されたのが1966...

2017年11月4日
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☆☆☆★★★

鑑賞後にググったところ、原作が発表されたのが1966年。漫画『あしたのジョー』の連載が始まるのが1967年。

どことなく、菅田将暉のキャラクターが矢吹ジョー。
ヤン・イクチュンのキャラクターがマンモス西。
ユースケサンタマリヤとでんでんを併せたキャラクターが丹下段平。
更に、木村多江が白木葉子に…見えて来てしまった。
但し原作は未読だし、梶原一騎が意識して『あしたのジョー』を書いていたのか?は、最早分からない。

映画は、時代設定を3・11から10年後に設定。
ネットやドローン等を活かし。登場人物達の心情を、現代人が抱える痛みや悩みに置き換えよう…としているのかな?…と思えた。
この考え方があっているのか?は、製作サイドにしか分からないのだけれど…。
今回全編だけを観た段階では。大学の自殺防止フェス等の描き方は、(原作にも描かれているようですが)何とも言えないかな〜と。まだピンとこない段階と言えば良いか。

そんな中に有って。出演者の中では何と言っても、主演の菅田将暉が良い!
その狂犬振りが素晴らしい。
間違いなく賞レースに絡んで来ると思う。

その菅田将暉の対比として描かれるのがヤン・イクチュン。
臆病者ながらもパンチ力が有り、存在能力に溢れている。
エンドロール後には後編の予告編が流れるのですが、。その予告だけを観たら、(おそらくは変貌する)ヤン・イクチュンの姿を確認すべく、劇場へと足を運びたくなるに違いありませんねえ。

この監督は、前作の『二重生活』も素晴らしかったのですが。今回も2時間40分弱があっとゆう間で、後編への期待感しか湧いてこない…とゆう嬉しい悲鳴。
勿論劇場で期待して待つ!

(2017年10月15日 イオンシネマシアタス調布/スクリーン1)

松井の天井直撃ホームラン
さんのコメント
2017年11月13日

突然失礼したします。
「あしたのジョー」原作者、梶原一騎さんは確かに「あゝ、荒野」をヒントにして「あしたのジョー」の原作を書いたそうです。
私も寺山関係者に口づてで聞いたので書籍などに載っているかは不明ですが…

や