ラストレシピ 麒麟の舌の記憶のレビュー・感想・評価
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主演・西島秀俊で観る方が物語として秀悦!
予告を観る限り何かサスペンスぽい含みもあるのか!?と思いましたが・・・
序盤でのもしや!?が、物語が折り返した中盤に確信に変わる。
麒麟の舌を持つ男・・・山形直太朗と佐々木充の関係性は!?
天才料理人がゆえに現代で苦悩する主人公に舞い込む歴史の闇に消えてしまった幻のレシピを探しから舞台は、その幻のレシピ作りのシーンへ
なので、物語の大半は、西島秀俊演じる”山形直太朗”のお話です。
ストーリーの流れは”永遠の0”の岡田准一ではなく、三浦春馬を主人公にした感じ・・・
主演助演以外は、演技は上手くても”あえてメジャーない人”をキャスティングしたのかな!?
直太朗の右腕左腕の老いた姿も誰!?直太朗の娘の成長した姿も誰!?
最近は、チョイ役でも名だたる俳優さんを起用する事が多いだけに新鮮ではありました。
ただ西島秀俊・宮崎あおい・綾野剛の俳優スキルが高く、アイドルと二刀流で、見た目もいつも一緒な二宮くんでは、物足りんってのが正直な感想・・・
特に綾野剛と対峙する場面は、主演というより残念ながらチョイ役^^;;;
事務所始動で、番宣含め興行的に考えるとって事なんでしょうが、エンドロールに”藤島ジェリーK”を見つけると毎回マイナス1の☆4
主演・西島秀俊で観る方が物語として秀悦だったので、それで再編集したら間違いなく☆5つだと思ういい良作です!
泣いた
ニノが破格の報酬に釣られて、昔の天才料理人が作ったメニューの秘密に迫っていく。最初想像していたラストとは異なる展開で、泣いた〜😢
あのヒドイ時代に、信念を貫いたシェフ役の西島さんと夫に寄り添いながらも芯のある妻役の宮崎あおいさんを中心に、楊くんとか鎌田君とか、みんな演技が凄くよかった。
さすが世界の滝田洋二郎
滝田監督が5年ぶりに映画を撮り、豪華俳優陣とのことで見てきた。
予告見てそんなに期待はしていなかったが、今年見た邦画の中ではダントツのNo.1。
二宮和也と西島秀俊はとても似ている。
全てが繋がったとき、鳥肌がたった。
これは壮大な愛の物語。
脇を固める綾野剛、宮崎あおい、竹野内豊の演技が、この物語の暖かさを引き立たせていた。
また、日本人が中国人を演じているがそれも違和感がなく、素晴らしかった。
あまりにも書きすぎるとネタバレになるのでこれ以上はかけない。
この映画で出てくる料理は、とても美味しそうである。ミシュラン取りたいと予告編で流れていたのも頷ける。
この映画は、誰かを思う大切さ、人と人との繋がりの大切さを教えてくれる人間味の溢れる映画である。予想以上に泣ける。
さすが世界の滝田洋二郎であった。
って言うか、、
あの中国人、いい中国人楊さん?いい味だしてた。
二宮、絶賛されてたけど、私もはあの楊さん、西島さん、綾野剛、いいよー。
後半の作りにはおいおい!突っ込みいれたくなるほど雑。
あの時代の日本軍ってナチスと変わらない暴挙。
泣けた
西島秀俊さんの気骨ある料理人ぶりは最高でした。宮崎あおいさんも素晴らしかったです。竹野内豊さんも存在感ありました。
綾野剛さんがチャーハンをあおりながら、普通にセリフを言う時の筋肉。
知らない役者さんも、皆さんいい味でした。ぜいたくなお料理がおいしそう。
ニノさんは、人の話を聞いて、質問して、食べる、ほぼそれだけなのに、その目と表情に釘付けにされました。
もう一度見たくなった
公開1日目の周りの評価がとても良かったので見に行きました。
二宮さんがあれほどまでにこの映画はお料理エンターテイメントだとおっしゃっていたのでまさかこんなに泣くだなんて思ってもいませんでした。
お料理の美味しそうな描写や俳優さんの演技は言わずもがな完璧でした。
また、主役の二宮さんだけでなく、登場する様々な人物の気持ちに涙してしまうような作品です、いろんなところで泣きました、笑
話の展開を一通り知ってから見るのもまた新たな感動が生まれそうなので機会があればまあ一度見たいと思います!
これミステリーなのね
感動巨編と思いきや、きちんとしたミステリー!
全体的に盛り上がりは無いものの、じわじわエンディングに向けて伏線を張って行く。観終って いい話と言える映画でした。嵐の二宮くんが良くて更に星増量。
話が行ったり来たりするけど、ついていけた。 ラストは意外な話に展開...
話が行ったり来たりするけど、ついていけた。
ラストは意外な話に展開していって、そうだったのかー!と思った。
時々謎のダサいカメラワークが入ったこととか、園長の若作り特殊メイクのクオリティの低さとか気になるところはあったけど、おもしろく観れた!
人間ドラマだった
満州の話で眠くなりそうになったけど、頑張って観てないと後からわからなくなります。西島さんのロシア語が素晴らしかった。レシピの最後のページが泣けた。綾野剛、宮崎あおい、西畑くん、皆よかった。ニノは抑えめの演技でかっこよかった。
レシピに込められた真実
久しぶりの⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️❣️
ストーリーも配役も見事で、先が読めてきても、涙が出てきました。
『大日本帝国食彩全席』を巡る、料理人のプライドとそれに関わる人々の情、そして、その裏に隠された陰謀。
最初は、過去に遡ってレシピを見つける物語かと思いましたが、途中からはミステリアスな要素も含まれ、クライマックスを魅了しました。
ストーリー構成が見事で、一つ一つの場面が最後には一つに結びつき、登場人物の関わりから、三代に渡るの家族の絆へと締めくくられていました。
感動の作品でした。
これぞ映画化して正解
演技派アイドル二宮和也さん主演と言うだけで観に行く人、またはアイドルが主演の映画は観たくないないという先入観だけで行かない人、、、色々いると思うが、この作品はそんな全ての先入観を取っ払って観るべきだと思う。本来映画はフラットな状態で鑑賞したいたちなので今回はあらすじすらよく見ずに行ってきた。二宮氏主演と聞いていたが彼は実際のところストーリーテラー的に登場する。麒麟の舌を持つ料理人山縣(西島秀俊)がかつて命をかけて守ったと言うレシピを探し出す役でもある。ハルピン時代の仲間たち、レシピ作りの苦悩、徐々にできていく絆。その後激動の時代を乗り越えレシピが二宮氏演じるところの充に届くまで胸が痛くなるシーンがいくつもあった。
料理のシーンも丁寧に作り込まれていて見どころの一つだ。
最後のエンドロールも大変楽しめる
是非最後まで見ていただきたい。
個人的には西畑大吾さんというアイドルの子がとてもよかった。
朝の連ドラでもお料理が大好きな青年の役だったが、今回の役とも被るキャラである。
彼に限らずまわりをとりまく演者さんたちがみんなみんな素晴らしく
映像やコスチュームも丁寧な作り込みだった。
あと数回は観たい作品である。
完成度が高い
完成度が高い
滝田洋二郎監督の作品という期待は、全く裏切られなかった。
映画らしい映画。お金を払って見る価値あり。
いつもドラマや映画を見ると、どうしてこうしたんだ、と思ってしまうのだが、今回それが出てこない。人によってはあるのかもしれないが、自分の観客視点では滝田監督に文句のつけようがなかった。こんな作品が作れるのか、というのに驚いている。
キャストの演技は文句なしに素晴らしい。
どの人も演技力の高さを感じ、またキャスティングもぴったり合ったという印象。
主演の二宮君は出番が少ないと聞いていたので、主役としてどう存在感を出すのかと興味を持っていたが全く問題なかった。
彼のための映画というのがはっきりと伝わってきて、文句なしの主役だった。
現代を生きる人間の少しやさぐれた感じが見事。
何より一番素晴らしかったのは脚本と演出。
正直番宣やスポットでネタバレじゃないか?と思っていたのだが、良い意味で裏切られた。
あの適度はネタバレにならない。
というか話を知った2回目以降の方がむしろ楽しめるかもしれない。
話のテンポも良く、怒濤のように内容に引き込まれる。
開始30分あたりからじわじわと涙が出てきて、ことあるごとに涙腺が刺激される感じだ。
全てのシーンに意味があり、不必要なものなどどこにもない完成度の高い作品。
音にこだわったとあったのも納得。咀嚼音がいやらしくなく、空腹感をそそる絶妙な効果を出している。
またエンドロールの作りが見事で、最後まで見るとほんのりと心が温かくなる。
各分野の職人がこだわって作り上げた、まさに至極の映画。
ぜひ騙されたと思って見に行って欲しい。
ふつう
■すきなところ
あやのごー
いやー付き合いたい。
いやーみんなに愛されるでしょーこのひと。
いい人役やらせたら最強。
人を感動させるスキルはあるみたい。この監督。
最後の泣かせる流れはよかったよー!
■きらいなところ
前半が退屈。わざと??
感情移入しにくい。そもそも料理の世界に理解はあまりないけどー、そんな素人にも、もっと料理人の世界が分かるように表現しないとー??監督さん!伝わんねーよ!
個人的に2017年の暫定1位
これはただの料理映画ではなく、レシピを取り巻く人々の深い愛のものがたりです。
サスペンス要素もあり、全ての伏線が繋がった時は鳥肌が立ち涙が溢れました。
結末を知ったあともう一度観たくなるタイプの作品です。
余談ですが、二宮さんが番宣で
「自分の父は調理師だが、映画の調理指導の方は父に料理を教わったということを撮影中に知り驚いた」という話をしていました。
そんなエピソードも映画の内容とリンクしていて、偶然なんでしょうが感慨深いものがありました。
日本映画らしい優しさに溢れた、素晴らしい作品だと思います。
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