劇場公開日 2016年12月9日

「戦い続ける意義。加速した世界の果てに見た光景とは。」CYBORG009 CALL OF JUSTICE 第3章 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5戦い続ける意義。加速した世界の果てに見た光景とは。

2016年12月15日
PCから投稿

悲しい

興奮

難しい

【賛否両論チェック】
賛:“人々を守る”という使命感に突き動かされ、最強の敵に戦いを挑み続けるサイボーグ達の姿が、感動的でありカッコイイ。
否:ストーリーはかなり荒唐無稽で、ツッコミどころも多数。終わり方も難解で、賛否がありそう。第1章・第2章の知識も必須。

 前作までの知識は必須です。今回は最終章とあって、スケールも最大規模。人類をリセットし、矯正しようとするブレスドに対し、ただただ“人々を守りたい”という一途な想いに突き動かされ、どれだけ傷ついても戦い続けるジョー達の姿が、切なくもカッコよく映ります。
 ただ、やや哲学的というか難解な部分も多く、ラストは何が起こったのか、特に賛否が分かれそうなところです。あまり言うとネタバレになりますので、詳しくはご覧になってみて下さい(笑)。
 今までの第1章・第2章の完結にふさわしい、感動的でもあり考えさせられもする、そんな作品に仕上がっています。気になった方は是非。

映画コーディネーター・門倉カド