「ストーリーと同じ世界を想定して考えてみるのも良い」サバイバルファミリー うずら森さんの映画レビュー(感想・評価)
ストーリーと同じ世界を想定して考えてみるのも良い
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生きるか死ぬか…が迫る中にもクスッと笑えるところもちょいちょいあり。
お父さんとはぐれた後、お母さんと子ども達と線路沿いを歩いてるけれど、深津絵里さん演じるお母さんの心がプツンと切れて涙が溢れて歩けなくなり、息子が駆け寄ってお母さんの手を引くシーンが印象的でした。
2017年上映当時より、今鑑賞するほうがより現実味というか身近に感じられるんじゃないかなと思いました。
太陽フレアとか大地震とか他災害…そういう事が起こったり、当たり前に使ってる電気がなくなったりしたら、現実もこのストーリーと同じように進んでいくんじゃないかな、と。
突っ込みどころはあったもしても、知識として知ってて損はないなと思うような場面も所々にでてきました。
岡山の田舎のおじさん宅でお世話になった数日や鹿児島に着いてからの2年ちょっとの暮らしが、自給自足や先人の知恵だったり本来の人間味のある暮らしだなと思いました。
ちょっと嫌な奴だったお父さん、そのお父さんを露骨に嫌がっていた子ども達だったけど、鹿児島での暮らしを経て東京へ戻ってからも、家族の関係性も良くなっていたようだし、終わり方はハッピーエンドで良かったです。
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