「リアルではないけど楽しい作品」サバイバルファミリー 夢見る電気羊さんの映画レビュー(感想・評価)
リアルではないけど楽しい作品
ある日突然、電気を使うもの全てが使えなくなってしまった世界。
スマホはもちろん、車も、時計も、懐中電灯も、ラジオを何も使えない、現代において当たり前に使えるものが使えなくなったら?
この辺の設定は、文明崩壊の世界観を描く映画のパターンに沿ってますね。ゾンビもののお得意分野になりつつあるけど、そうではない設定も面白い。
家族が中心なので家族の絆なテーマが主。世界観自体は結構ツッコミどころは多い。
個人的には面白かった。
気になるのは、自転車とはいえ東京と大阪の距離を食料と水ギリギリの中で家族が誰一人脱落せず、行き着けたこと。かなーりしんどいと思うけど。
あと、政府が機能してない中なら、略奪強盗は発生しそう。そこはあまり描かれないのは、あの世界観を一種の理想郷と捉えたいからだろう。
実際は、あの世界になれば、略奪殺人が横行するかもしれない。また、食糧難で、人減らしをせざるを得ないかもしれない。
決して、現代に比べて、自然と調和したいい世界ではない、ということは知っておきたい。、
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