「ただのシチュエーションコメディにあらず」サバイバルファミリー 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
ただのシチュエーションコメディにあらず
結論から言うと感動した。
ただのシチュエーションコメディかと思って見てたら、家族の絆が深まって行く様や、昔の知恵がいかに素晴らしいか、今の状況に慣れて右往左往する様に他人事や映画の中だけの事と思えず感動している自分がいた。
特に養豚場での食事シーンは映画史に残ると言っても過言ではないくらい美味しそうだった。風呂や布団の温もりも伝わって来た。
電気がなくなりサバイブするハードさと、これは起こりうる事なんじゃないか?という怖さと考えさせられる作品だった。
親父の意地の張り方も若い頃ならダセェで済んだと思うけど、父親目線だと凄い分かって頑張れ!と泣けた。カツラってのは親父の意地が頭の上に乗っかってるって事なんだなぁ。
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