「ぱっとしない」サバイバルファミリー 一郎さんの映画レビュー(感想・評価)
ぱっとしない
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ある日電気機器がすべて使えなくなる。
設定はものすごく面白いと思うし、実際に起きたら私達はどうなるんだろうと考えさせられる映画だった。
ただ現実的に考えて見るとストーリー展開がありえないと感じた。
第一に3.11の時に、被災地から遠い場所ですら、様々なパニックや弊害が生まれたのにもかかわらず、この映画の中では一般市民がいい子過ぎる感がある。
水をもらうために貯水槽に行き、業者に文句を言ってるだけで、殴るけるの暴動もないし、みんな仲良く高速歩いて移動してるし。笑
力づくで奪うとかありそうな気がするんですけどね。笑
もっとパニックになるだろうし、食料や水を平然と持ち運ぶ事自体難しいと思う。
略奪等も起きるだろうから、人がたくさんいる場所で寝る事自体危険に思う。
一番解せないのは、金が価値を持たなくなり物々交換の世の中で、主人公家族はどうやって2ヶ月もの間、毎日自転車で移動という体力消費をしながら、飢えをしのいでいたのか・・・笑
コメディでもドキュメンタリーでも家族愛でもすべて中途半端。
何も考えずに見れば笑える話なので(色々な意味で)★2つ
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