「人生とは」幸せなひとりぼっち mikaruさんの映画レビュー(感想・評価)
人生とは
生真面目な青年の行く末は、愛する妻に先立たれ、近所の人たちに煙たがられながら生きる偏屈爺さんだった。
オーヴェは特別な人間じゃない。
誰にでもありえる、誰にでも起こりうる日常が淡々と過ぎる。
そして新たな出会いが少しずつ彼の心を溶かしてゆく。
その不器用さあってこそ笑えるし、泣ける。
人は、誰と生き、どうやって終えるのか。
選ぶのは自分自身だ。
だからこそ、優しい教科書としてこの作品から学んでほしい。
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