マグニフィセント・セブンのレビュー・感想・評価
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やっぱり原作が持ってる根っこが良いから脚色が変わっても楽しめる。「...
やっぱり原作が持ってる根っこが良いから脚色が変わっても楽しめる。「七人の侍」「荒野の七人」もこれ作品も7人のバラバラな一体感がある共通項が魅了してる。
黒人、東洋人、インディアン、メキシコ人、白人の混合チームにしちゃう発想やメチャクチャ死人出しちゃうのは現代っぽいかなぁ。
「荒野の七人」は仲間を集めていく過程が面白かったけど、こっちはそこらへんがあやふやで、見せ場はドンパチ始まってからの迫力と戦闘中の絆かな。
他の人も書いてるけど、エンディングのテーマ曲演出は往年のファンには堪らない素敵でした。
何故、今西部劇なのか
邦画の『関ヶ原』の予告を見る度に、何故、今、この時代劇を見せたいんだろう……
何を伝えたくて作ったんだろう……と首を捻るのだけど、
(私は時代劇も時代小説も好きでこの原作も読んでいるんだけど)
この作品は、フークア監督に、
「今、こういうの見たいでしょ?」
って聞かれて
『うん、見たい‼ だって、最近超人達がCGやVFXを使って戦い合ったり、メカ対メカの戦い
の映画ばかりだから」
って言いたくなる。CGなしの人間らしさと骨太さと荒々しさ満載のアクション映画を見せて
くれるだけで十分だ。
キャラクターも個性的なのに西部劇に合ってる。
この渋さでこのままいったら、モーガン・フリーマンみたいになりそうなD・ワシントン。
かわいい顔とは相反するがっちりした逞しい身体がガンマン役にぴったりのC・プラットや
毛皮を着た熊という形容詞がぴったりのビンセント・ドノフリオ(外見に似合わず敬虔なクリスチャンというのもスパイスきいてて魅力的)などなど。
特撮なしの壮大なウエスタン活劇が楽しめればいい、という人が見ればいいと思う。
で、逆に日本で黒澤監督の『7人の侍』を、それに恥じないように、人間描写も濃く描いた
リメイクの時代劇を作った方がずっと今の時代に受けいられるのでは……と思う。
だって、『関ヶ原』が伝えたい事より、「侍は何も生み出すことはできない。真に強いのは物を作る農民だ」っていう名セリフから受けるメッセージの方がずっと心に刺さりませんか?
?、?、?、はて?お前達は何故命を賭けて戦っているんだ? 『七人の...
?、?、?、はて?お前達は何故命を賭けて戦っているんだ?
『七人の侍』には、侍としてどうしても戦う理由が有った。
『荒野の七人』でも、ブロンソンやコバーンには戦いたくなる理由付けがしっかりと有った。
だがお前達には、D・ワシントンのとって付けた理由以外には何も無いぞ!
ただ、久しぶりの西部劇。
その昔、テレビでは毎日の様に西部劇が放送されていたから、やはり懐かしい。
クライマックスでのガンアクションはやはり燃える。
スタントシーンの素晴らしさだけは記しておきたい。
(2017年2月9日 TOHOシネマズ日本橋/スクリーン9)
キャラだち凄かったで賞!
大好きな『荒野の7人』リメイク作品だ~!
これだけでもう個人的には胸が高鳴る作品だった。
過去作よりも個性的な面々が集まり、個々のキャラクター性を活かした活躍シーンも盛り込まれとても楽しめた。
イ・ビョンホンがかわいい。クリス・プラットがとにかくかっこいい。
農民と荒くれ者がどれだけ頑張ってみても
所詮金持ちが数撃つ銃にはかなわなくて
ガトリングガンってこんなに凄いもんなのねっていう。
(基本撃ちまくるけどあんまり命中しなくて牽制に使われるみたいなイメージすらあったw
弱く善きもの達を助けようっていう思いよりも個人的な復讐の念で戦いに臨んでる感じがダークだったなぁ。
王道西部劇を引き継ぐもの
アメリカ映画としては出尽くした感がある西部劇。
この映画も皆がレビューしている通り「七人の侍」や「荒野の七人」が元になっている為、設定やストーリーなどは読めてしまう。
しかし、だからと言って食わず嫌いはしてもらいたく無い作品に出来上がっております。
まず主役7人が魅力的な人物ばかりである事。1人も要らない奴がいない。どれも強くて個性的な奴ら。これは嬉しいし、カッコイイ。
悪党も多勢の人間と大量破壊兵器。
そいつらとの戦闘を今ある最先端の迫力映像で楽しませる。爆破シーンなんか迫力満点だ。
邦画に時代劇があり今でも語り継がれる様に、アメリカにも西部劇が今でも語り継がれる。
ベタ内容ですがアメリカも捨てたもんじゃないな。そう思わせてくれた映画でした。
面白かった!
コンパクトに復讐劇として纏まってるけどあんまり七人の侍っぽさはないな〜という印象。西部劇として今風になった感じが強い。でもこの、序盤からのなんでこいつら依頼受けちゃったんや感は凄い七人の侍っぽさ。
キャラ立ちが凄い!!!!
安心感あり
安心して観ていられる。「荒野の七人」のリメイクではあるが、キャラが遥かに濃くなっているというか、ヴァリエーションがある。
また、フェニミズムも強くなり、より戦闘的であるのも現代的だといえよう。
しかし、「荒野の七人」が「七人の侍」へのオマージュであるのに対して、今回の「マグニフィセント・セブン」は、黒澤へのこだわりが全く感じられない。というのは、結局「勝ったのは農民」であるというところよりも、私的な復讐へのシフトが大きいせいであろう。
キャラクターがバツグン
初めはどうなんだこれ?と思ったけど、と言うのも7人が揃って行くのに理由が単純過ぎて簡単に集まったので、フークア作品にしては軽いなぁと思ってたけど、そこからが凄かった。旅をし、町を立て直す中でキャラクターがどんどん立って行き、クライマックスの銃撃シーンは圧巻でキャラクター達に想いを馳せ泣けて来た。
イ・ビョンホンなんて7人もいたら端役なんだろうと思ったら、ど真ん中に居て感動した。
ビリーとグッドナイトの2人組が一番好きだったけど、フークア作品ファンとしてはファラデー、サムの2人も見てて嬉しくなった。
みんなそれぞれ見せ場があって、キャラ物作品としてとても参考になった。
七人の侍はかなり前に観たせいもあってか、ストーリー以外に七人の侍感は感じなかったけど、音楽には日本への敬意も感じられてテンションが上がった。
娯楽大作として面白かったしカッコ良かった。
かっっこ良すぎる。
デンゼル・ワシントンやクリス・プラットだけでなく、7人全員が活躍しているシーンがしっかりと描かれていてとても良かった。
町を守るため、それぞれが秘めている思いを胸に身を削ってまで戦う7人。その戦いはまさに圧巻。
感動しました。
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