マグニフィセント・セブンのレビュー・感想・評価
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カッコいいからいいんだよ
いいリメイク!『七人の侍』が『荒野の七人』になった際にオミットされた戦略描写が復活してるじゃないか!代わりに七人と住人達とのドラマがオミットされたが…アントワン・フークア監督の選択は正しいと思う。兎に角最後のエルマー・バーンスタインの名曲で全て良し!
『七人の侍』とか荘重なイメージで語られることが多いけど痛快娯楽作やけんな。『マグニフィセント・セブン』はちゃんとその遺伝子を受け継いでいる。そして七人の人種構成(生き残る人種からは白人の黄昏を感じる)や「タマ」のある女性キャラは『荒野の七人』の現代的アップデートとなっている。これをリメイク成功と言わずしてなんというのか
とりあえずリメイクは腐しとけという風潮には断固としてNOを突きつけていきたい
カッコよさが溢れてるからいいんだよ
デンゼル・ワシントン演じる主人公の動機が崇高でないという批判…それは正論だがマカロニウエスタンであればあの動機は正しい。だからいいんだよ
『マグニフィセント・セブン』は七人の内の生き残る人種に「白人の黄昏」を感じた
マグニフィセント ·セブン
七人の侍公開から60年以上経ってもリメイク作品が作られていて嬉しくて観に行った。勿論黒澤作品に比べたら見劣りするものの良く出来てると評価する。ハリウッドではリメイク5作目だったと思う。「荒野の7人」の邦題で4まであったはず。いかに七人の侍が偉大作品だったかの証明だろう。
ヴィンセント・ドノフリオ、こんなに前後幅が増しちゃって……
役作りなのか自然体なのか。190越えのタッパなのに全然見えない現実歪曲フィールドをまとってのっしのし歩いて刺しまくる。怖いよヴィンセント。
それはそうとヘイトフルエイトでサミュエル・L・ジャクソンのアクがこくまろなガンマン観たせいで、デンゼルも腹にイチモツなキャラなのではと警戒してしまった。
男たちの生きざま
七人の侍>マグニフィセント・セブン≧荒野の七人という具合になった。
クリスプラットのキャラといいイーサンホークとイビョンホンの関係といい、この監督はカッコいい男たちを造り出すプロフェッショナルだな!
無理強いせずとも仲間を導く背中を持つ男
どんな時も軽口と微笑みを忘れない男
誇りを取り戻し仲間の元に帰ってきた男
相棒の帰りを寡黙に待つ男
他に行く所もないと平然と悪に立ち向かう男
一族に追放されても自分の道を行く男
老いてなお、志を忘れなかった男
正義のために集まった、雄大なる七人
いやーナイスガイな男たちのバーゲンセールだった笑
七人の侍といいこの映画といい、話しは誰でも理解できるごく単純なこと
だがそれがいい。男たちの生きざまを見せるのに、複雑なことをやらなくていい
単純な方が心に響くのだ
是非劇場で、彼らの行く末を見届けて欲しい
後、余談ですがedの曲で涙が出た笑
やはり、dnaは受け継がれていた…
あっという間でした
デンゼルワシントンは安心 安定の演技。
クリスプラットを観たくて映画館に行ったらイーサンホークも渋くて良かった。
西部劇に興味無かったけど、悪役達も少ない描写の中で、忘れられない憎たらしい顔と絶望感を引き出してくれていた。
この時代に生きる孤独な男達と街の人々が生死をかけて戦う有志を最後までドキドキして観てた。
人が亡くなりすぎかなぁ。
「七人の侍」(黒澤明監督)は映画館で2回観て、「荒野の七人」(ジョン・スタージェス監督)は未見である。
観終わって、なぜかすっきりしないものが残った。それをずっと考えているのだがまだわからない。
カーテンコールのエルマー・バーンスタインのスコアは、気持ちを高揚させるに充分な仕掛けではあったが、それでもやもや感が消えたわけではない。
すっきりしなかった理由としては、悪役側を描きすぎたから、というのがあげられるかもしれない。ピーター・サースガードがやればやるほど逆効果だったか。
思えば「七人の侍」で野党側はほとんど描かれることはなかった。
アントワン・フークワ監督の画面作りはひたすらかっこいい。アメリカの映画監督はみんな西部劇を撮りたがっているのかもしれない。その嬉しさが出ていた。
7人のキャラクターもたっていて、彼らを見ているだけでも楽しかった。
これを機に、西部劇がたくさん作られるかもしれない。その効果はあったと思う。
戦う理由で冷めてしまった
荒野の7人のリメイクというので、期待して初日に行ったけれど、戦う仲間を集め、戦う準備を整えて、戦うという当たり前の展開はわかるが、ただ流れていくだけで、驚き、感動するところがなかった。
そして、
デンデルワシントンが、途中で、戦う理由があるとつぶやき、理由がわかってがっかり!
ネタバレになるので詳しくは書かないけれど、
自分のために戦う、ただの復讐になってしまっている。
七人の侍、荒野の7人は、戦う理由が金のためから、助けを求めている人のために変わるから心を打つのであって、
この映画の戦う理由が私欲のためでは、感動も何もない!そこを外したらおしまいだよ。
期待した分がっかり。
王道エンターテイメント
シンプルな脚本と演出で役者の演技を際立たせており、その結果7人がカッコよさとユーモアたっぷりで愛すべきキャラクターに映し出され、まさに王道のエンターテイメントとなっている。実にキラキラした作品。
現代西部劇の傑作
とっても面白かったです。
まず、原案(の原案)になった、「七人の侍」と比べて七人のキャラクターの書き込みが足りない、という方がいるかも知れませんがそれはそもそもそうですよ^^;
何せ「七人の侍」は3時間半、一方こちらは2時間少々ですからね。。
それでも、十分、魅力的な七人だったと思います。
このコンビの前作「イコライザー」でも思いましたが、とにかくアントワーン・フークワ監督は、
デンゼル・ワシントンの活かし方
と、
悪役の描き方
がうまい!
悪役は「まったく同情の余地のない悪」であり、それとデンゼル・ワシントンが戦うことによって「やっちまえ!」と思います。
今作のヒロインであるエマも大変魅力的でした。
大スクリーンに西部の荒野が広がり、そこを馬に乗った主人公たちが駆けていく、、久しぶりに西部劇の楽しさを感じさせてもらいました。
よく出来てるじゃん、これ
西部劇好きな者としては十分及第点を与えられる出来。
オリジナルを踏襲した要素もあれば、全く排除したものもあるけど、まぁそんなに気にならなかった。
ただ当たり前だけど、ガンファイトはお釣りがくるほどのパワーアップ。
頼りがいのある男を演じさせたら髄一のデンゼル・ワシントン兄貴が、まさにこの役を演じるために生まれて来たかと思うぐらいのハマリ役。ところどころ『イコライザー』のマッコールさんになってたのは同じ監督だからか。
ハリウッド映画ではことごとく無感情な殺し屋役ばっかりだったイ・ビョンホンも、ようやく人間臭い役どころがやれてよかったんじゃないでしょうか(こっちでも殺し屋役だけど)。
なんでリメイク?
7人の侍、荒野の7人という名作をさらにリメイクするなら、作り手には、それなりの覚悟が必要なはずです。安易な作品作ってもファンを失望させるだけ。
さて本作ですが、一言で印象を言うと、なんとも薄っぺらい。7人の侍ほどの圧倒的な面白さは期待しないまでも、何か新しい切り口や感動が欲しかったです。7人のガンマンの顔ぶれに工夫は見られたものの、ドラマが希薄で、ゴレンジャーみたいです。
あとは戦闘シーンも人殺し過ぎ。敵・村人の人数と死んだ人数と生き残った人数の数、合わなくね(笑)。ディテールもしっかりしてくださいね。
かっこつけなくていい
キャストが豪華だし、リメイクといっても様々な武器の使い手があったのは良かった
個人的にはイ・ビョンホンがかっこよくてイーサン・ホークがはまり役だったとおもう
ラストは意外だったけどあとあと考えるとベストかなって感じ
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