ニワトリ★スターのレビュー・感想・評価
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演出などがちょっと…
描き方や演出などが違ったら、もっと良い作品になったのかなあとも思います。
まず変なエフェクトがついたような画面になるのは、ただ見づらいばかりでした。
また、展開もどこか
「置いてけぼり感」や「ついていけてない感」を感じてしまうようなそれでした。
役者の演技は良いだけに、残念ですね。
ごめんなさい…
LiLiCoさん!
64点
【昨日公開の第二作と出演俳優はほぼ同じなれど、別物ストーリー。このシリーズの様な映画作りがあるんだなあ、と思った作品。】
ー 昨日、形式上は今作の第二作となる「ニワトリ★フェニックス」が公開された。
で、観賞した訳だが、コミカルで、最期少し沁みるロードムービーとして面白く鑑賞した。-
■今作は、暴力、愛、ファンタジーが融合した過激な描写と心温まる感動ストーリーが展開。
サンプリングやコラージュ、アニメーションを取り入れた独特の世界観が特徴である。
特に、「ONODA 一万夜を越えて」で、小野田少尉を演じた津田寛治さんの狂気性を帯びた演技は出色であった。
但し、今作は第二作とは俳優陣は同じであるが、微妙なシンクロニシティはあるものの、別物である。
何が言いたいかと言うと、今作を観ていなくても、第二作は単独作品として十分に面白いという事が言いたいのである。
<第一作を観ていないから・・、と「ニワトリ★フェニックス」を観る事を躊躇している貴方。
第二作は、今作にも増して沁みます。ご覧あれ。(私は、映画制作陣とは何の関係もありません・・。)
このような、映画製作の仕方もあるのだなあ、と一日で2作を鑑賞して思った作品である。>
前半と中盤、後半でガラっと変わる
今週末の観に行く映画をチェックしていたら「ニワトリ☆フェニックス」というものがあって、その前作を観ていなかったのでAmazonプライムで鑑賞。
その前にチラッとのぞいたこちらの評価がかなり厳しかったので身構えて鑑賞。
前半マリファナの売人とマリファナ中毒の二人コンビが、くせのすごい知り合い達と暮らしていく話で、ちょっとこれは感情移入しづらいぞ・・・と思っていたら中盤からヤクザとの関係編が始まり、最後は意外とさわやかに終わりました。
中盤の展開に文句のある人はいっぱいあると思うけど、自分はあれでスカッとしたし、監督も多分その意図でああしたと思うので良かったと思います。
しかしこれ続編どうするんだろう・・・。
前半はとにかくエグくて騒ぎまくってるだけで 観るのやめようかと思っ...
LiLiCoあっぱれ
バイオレンスファンタジー?
凄い映画作家が出てきたものだと感心する。成田凌とLiLiCoの濃密セックスシーンも話題となってるが、独特なアニメーションや所々にバラバラにした時系列の編集を施したり、暴力のシーンも満載。
実は序盤だけで見るのをやめようとしたのですが、高評価もあることだし、と我慢して見続けた・・・。やっぱり二人が別々になってからの方が落ち着いて観れるし、星のエピソードや沖縄の景色が良かった。もしかしたら、バイオレンス排除でも映画は成立するんじゃないかとも思えるプロットだったけど、根底にあるのは幼児虐待批判の精神だろうか。
もろ手を挙げて支持することが出来ないのは薬物に関してだろうか。台詞の中にもあるように、「マリファナだったらいいんじゃない?覚せい剤やドラッグと違うんだし」という言葉がマリファナ・大麻容認思想が根付いてる気がした。そして、ヤクザたちの解決方法も隣に住んでたサイコキラーってのも無理やりすぎる・・・
軽くてちょうどいい
初っ端でアニメーションをぶち込んできて、面白い表現方法で、おっ!と...
内容があるといえばある、ないと言えばない。
涙がとまらない
井浦さん成田さんファンは必見
まず、役者達の熱量がすごい。セットや音楽、チャレンジングな映像処理により、猥雑な場末の空気感がムンムンと漂う。
そこに描かれるのは、社会の掃き溜めのような片隅に生まれ、生きて行くことの困難だ。やるせなさや絶望だ。大それた夢じゃない。願うのは人並みの幸せ。家族や友人と笑って暮らしたいだけ。
いわゆる普通の人は出てこない。主人公の一人の両親以外は。普通でないからといって普通の夢を追ってはいけないということはない。むしろ逆。そして彼の心は普通よりピュアだったから余計に辛かったのだろうと胸が痛んだ。
凄惨な暴力シーンがもう少し短くまとめられていれば、評価は満点にしたかった。
映画全体としては、監督や井浦さん、成田さんのこの物語への深い思い入れ、傷だらけの登場人物達への愛情を感じ取ることができるとても良い作品だと思った。
臆病者の星になれ!
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