カーズ クロスロードのレビュー・感想・評価
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躍動感とユーモアあふれる
ストーリーも絵もよくできていて、最後まで飽きずに見ることができました。次世代レーサーの出現で引退の危機にさらされたマックイーンが、最後のレースで一皮むけて新しいステージに立つ、という内容だと思います。前向きなメッセージが映画全体にあふれていてとてもいいです。ただ、最後にラミレスにレースを譲ったことに関しては、反対意見が多いようです。自分を信じられなくてレーサーの道をあきらめたラミレスを奮い立たせて勝たせたマックイーンの思いに賞賛を贈るべき所ですが、彼女を勝たせたいと応援する所まではいきません。それは、マックイーンに、彼女がいたから自分も頑張れたんだという共感が十分に描かれていないからだと思います。
隣で若い母親と4~5歳くらいの男の子が「カーズ」のマニアックな会話を時々しながら見てました。なるほどこれは一種の「ヒーローもの」なんだと合点しました。
次のステージへ!の展開に期待するも…
レース中のアクシデントに見舞われたベテランマックイーン!辛い!というトレーラーから「持ち前の反骨精神でどんな成長、逆転劇を見せてくれるんだろう」という期待が高まり過ぎてたいた。
カーズ、プレーンズシリーズが本当に好きでそれはもう自宅の小さな画面で繰り返し観ては僕たちが失いかけた大切なもの、美しい風景なんかに想いを馳せて涙を流すわけだ。なぜ無機質な工業製品であるところの自動車がこれほどまで違和感なく感情を持てているのか。ひとりよがりのルーキー、消失寸前のスモールタウン、夢とロマンのルート66、僕にとっての戸田恵子は、2006年にアンパンマンからサリーに変更されましたのでよろしくおねがいします。
クロスロードの話に戻すと、まず2017年にもピクサーの技術は度肝を抜かせてくれた。車体にきらきらと反射する背景、衝突レースの躍動感、実在できそうでできなさそうなカメラワーク、映画館で観る価値を感じる迫力だった。
マックイーンは歳をとっていた。「アイアムスピード」と繰り返し自分に言い聞かせる、新進気鋭の若手ストームからは「チャンプ、チャンプ」と揶揄され、ずっと支えてくれたスポンサーは大企業に買収され、最新鋭の技術で作られたレーシングシミュレーターを使いこなすことはできずビーチで走りたいとごねる、30代を迎えたビジネスマンである自分にはほんとうに辛いシーンの連続だった。
最後は感動する、確かにそうだ。今は亡きハドソンホーネットへのリスペクトも含め高揚感を持って映画館を後にすることができた。でも最後だけだった。もっと早く、辛い空気から抜け出して、楽しい時間を過ごしたかった。
「でも、やるんだよ!」と魂継承の物語
「カーズ」シリーズ最新作は一作で『ロッキー・ザ・ファイナル』『クリード チャンプを継ぐ男』の両方をやってしまった。「でも、やるんだよ!」と魂継承の物語。ただこの渋い物語にありながら明確な悪役を設定した点だけは幼稚だ。スタローンはそんなことはしなかった
次世代車を象徴する新キャラのジャクソン・ストーム登場の描写(『風のシルフィード』のヒヌマボーク的な?)とかクライマックスの「ある展開」の描写とかレース関連の描写が結構勢いで誤魔化そうとしていてびっくり。子供は騙せても大人は引っかかるよ
これは無い物ねだりやけどこういう魂継承の物語には「生身の身体」が欲しい。例えば『ロッキー・ザ・ファイナル』におけるスタローンの皺や年齢不相応な身体に観客は人生を観るのではないか。うーん無い物ねだりやな…
特によかったのは序盤マックィーンがクラッシュするまでのテンションとドク・ハドソンを『クリード』におけるアポロのように描いた点。あと日本版エンドソングが渋い
カーズ1は何度も見ており、 このシリーズの大ファンです。公開前より...
カーズ1は何度も見ており、
このシリーズの大ファンです。公開前よりとても楽しみにしておりました。
結論、やはり良かったです。多くを語らないメンターの存在と、純粋な親友の存在、家族ともいうべきスポンサーたちの存在、そして悪役。登場するキャラクターの全員がいい色を出しており、今の自分に足りないことを教えてくれる映画となっていると思います。
ハドソン・ホーネットとマックィーン
最近の時代の変化を上手くアニメーションで伝えれていて素晴らしい完成度でした。主人公の葛藤や師弟愛、女性の尊厳、最新技術の進歩など、テーマは多いですがしっかりと見ている人にすべて伝えることができていて、今までのカーズよりかなり大人向けにつくられている内容でした。見た後に素晴らしく思える作品だと思います。子供ももちろん楽しめて大人もいい気持ちになれる作品ですので、見て損はないかと思います。
マックイーン格好いい
マックイーンがカッコいい大人に成長してる。
ラミレスが好感持ちにくいお子ちゃまなので、そのクソガキの為にマックイーンがキャリアを掛ける展開にはややが抵抗あるものの、ドックの背中を追わせる形で納得感を持たせてる。
ラミレスは、コーチとしてのスキルも(特に対マックイーンは)二流以下、コーチの癖に選手のマックイーンより自分が優先、レーサーとしても判断力や気概か未熟で、こんなガキ放っておけって感じなんだけど、ルーキー時代の唯我独尊なマックイーンを思うと、若さは愚かさとしばしば重なるんだろうなと思う。
対してマックイーンは、人を助けることを学び、ケンカ後の立ち回りがスマートになり、達観にはまだ程遠いものの過去作から比べると精神的な成熟を見せてる。フィジカルは衰え、レースで華々しい活躍はしないけど、勘の鋭さ、他選手との駆け引き、苦境においても何かアクションする行動力、ポジティブさ等、ベテランらしくなっている。
ラミレスのレースに対する夢や執着がマックイーンを惹き付けたのは勿論だけど、それ以上に、ドックがマックイーンを育て幸せだった事実が、代がわりを決定づけたのかなと思う。
ドックよりさらに前の世代から学び、ラミレスに教える、世代から世代に引き継がれる描写が良い。
ラミレスのレース中、マックイーンが絶えずアドバイスしてて二人で走ってる感が良かった。レーサーはラミレスだったけど、コーチとしてのマックイーンが
きちんとメインになってた。
当初期待してた展開は、ベテランのマックイーンが失った体力を経験値・知力で補い、トップに返り咲く事だったけど、自分の限界を見極め、有望な後続を見出だし、心身ともに育て、全て託し、賭けに勝つって、かなり高度なので、それを土壇場絶妙なタイミングでやり遂げたマックイーンはそれはそれで良い男だと思う。マックイーン自体も、周囲の支えなしには走り続けられなかった選手なので、一作目からのサポートメンバーが顔ぶれに残ってるのもジンとくる。
老いには知力や気力を尽くそうが勝てないっていうのは滅茶苦茶に辛いけど、その対価として後続に託すことの幸せが提示されてたので、うまいこと理想的なリアリティーがあり良かった。
一度きりのチャンスを何に賭けるか。選手としての再起か、後続に活躍の切欠を与え自分は指導者になるか、選択を迫られた時、マックイーンは後者を選んだ。一作目でも優勝をふいにしてキングをゴールさせることを選んだように、自分の勝利以外に優先させたいものがあれば、そちらをとる。
結果的にはそれがコーチとしての道を切り拓くことに繋がってる。(マックイーンがそこまでを意図してたわけではないので、善行が結果的に幸せを呼ぶ寓話的な展開なのが面白い。)あのままマックイーンが走ってたら、優勝できた可能性はやっぱり低いし、仮に優勝できたとしても結局いつかは引退し泥除けのアイコンになってたはずなので、「譲る」ことで得られる未来もあるんだと感じさせられた。
意外
どうせベタな展開なんだろうな、と軽い気持ちで観ていたら、思ってもいないどんでん返しの展開でびっくりしました。今までの話の流れはこのための壮大な伏線だったんだな、と観終ってから気づかされました。修行シーンなど鉄板のベタな展開で見事にミスリードされました!でも主人公マックイーンにバリバリ感情移入して観ていたので、え!そっちか!となったのは言うまでもない。
19:30なのに吹替しかないなんて
19:30なのに吹替でした。仕方なく見ました。
元々、カーズはその設定に無理があるので、好きになれずにいましたが、今回は引退とか年齢とかテーマが良さそうなので、見てみました。
結果、良かったです。
泣きそうになりましたし、最後のレースはワクワクしました。
他の人のレビューで新人誕生とか、ネタバレなコメント多いけど、そういう前知識無しで観て欲しいですね。
ルイジ&グイドいっぱい出てた💕
今回は自分の好きなグイドとルイジが結構出てて嬉しかったです(*´∀`*)
内容的にはいろいろ手に汗握る場面が多く、良かったです。でも、最後はちょっと期待してたのと半々な感じでしたね( ̄▽ ̄;)
マックイーンで普通にゴールしてほしかったです💧
これで終わらないでほしいです(>人<;)
4やってほしいです‼︎
(次は時間たった感出さないでほしいです)
感情移入しすぎて、泣いたり、 マックィーンのレースシーンでは、 握...
感情移入しすぎて、泣いたり、
マックィーンのレースシーンでは、
握りこぶし。
最期意外な展開でしたが、凄く楽しめました!
切なくも面白い
育てる幸せ
カーズ大好きの2歳息子と観に行ったのですが、
大人が泣ける!
カーズ1のハートフルさをしっかり受け継いだクロスロードでした。
2の、エンターテイメント的なのとは、ちょっと毛色が違うかな。
マックイーンが選んだ、新たな道、「育てること」。自分の人生を謳歌して、そして、継ぐものに受け渡していく。
人間と同じだなーと思いました。
子育て中の今だからこそ沁みる沁みる。
ドックのマックイーンへの眼差しと、マックイーンのクルーズへの眼差しが、重なって、自分の「我が子の成長を見守り喜ぶ幸せ」と重なって、涙が。。
キャラクターもかわいいし、往年の(?)カーズファンはもちろん、今までカーズに触れたことない人にもめちゃくちゃオススメです!
特に、子育て中の親御さん必見。「日々大変だけど、私の人生これもいいなぁ」なんて、ちょっと自己承認できちゃいます。
ロッキー4とクリードを一本にした感じ!?
日本生まれの戦隊モノは、アメリカでは変身ポーズも名乗りもないって事で残念がってるレビューも多々見かけましたが・・・引き際の美学は日米共通でした。
夢を追う、競う、ライバル、師匠、仲間、そしてそれを継ぐ者
このストーリーが軸になってる作品は、いつの時代も胸を熱くする。
一時代を築いたマックィーンが、新世代に追われチャレンジャーとなる。
再び輝きを取り戻し、新世代を凌駕するスピードと強さを身に付ける事が出来るのか!?
限界を感じながらもボロボロまでやるのか!?
サポートする側からサポートしながら育てる事に目覚めるのか!?
さてマックィーンは・・・
想定していたラストの展開とは違ってました(^^;;
なんかロッキー4とクリードが一緒になったって感じ・・・
ライバルキャラの格好良さと比べて継ぐ者のキャラ設定がなぁ。。。って思いながらのエンディングでしたが、奥田民生さんの曲で、星一つ上乗せの☆4つ
新主人公爆誕‼︎
カーズシリーズは全部観てて、子供の頃から大好きな作品なので今作ももちろん鑑賞。
子供から大人まで誰でも楽しめる素晴らしい作品ですが、初代カーズを観てないと、少し分かりづらいところもちらほら。
新しいキャラクターや、新しいタイプの車も登場して、序盤から大ピンチのマックイーン。最後のレースシーンでは、まさかの展開でびっくり。ひと時も目が離せません。
期待を遥かに超える出来栄え。大人も余裕で楽しめます。
日本語吹替え版しか撰べないのがつらい。
TOHOシネマズ伊丹で映画「カーズ クロスロード」(Cars 3)を見た。
例の如く、字幕版を見たかったのだが、映画館に行った時間(午前中)には字幕版の上映設定が無かった。
本作は、2006年公開の『カーズ』、2011年公開の『カーズ2』に続くシリーズ3作目である。
ベテランレーサーとなったライトニング・マックィーンが新世代ルーキーの登場やクラッシュ事故により「人生の岐路(クロスロード)」に立たされ、これまでの仲間や新たな相棒に支えられながら運命の決断を迫られる物語。
自分はカーズは1作目も2作目も見たことがない。
このカーズ3が初見となる。
「カーズ」シリーズは車などの乗物を擬人化したキャラクターによって物語が構成されており、人間や動物などは一切登場しない。
観客はほとんど幼稚園や小学生の男の子とその母親たちだった。
松岡茉優がクルーズ・ラミレスの日本語吹き替えをやっている。
名探偵コナンシリーズなどとは違って、このシリーズは大人の鑑賞にも堪えられうる内容にはなっていると感じられた。
上映時間は102分。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
トップランナーが第2の人生を歩む時
このシリーズ大好きで、やっぱりこれも最高だった!
マックイーンが潮時について考えるの巻
人生の転換期というは「何歳なったら」とあらかじめ予定して決めるものではなく
「その時」が来たら、自然と運命が導いていくものではないかと思った
長い旅を続けている間に、良きタイミングで、良き出会いが、進むべき道をしめしてくれる
この映画では、マックイーンとクルーズの出会いがそうであったように
常に正しい行いをしていれば、自ずと道は開けてくる
そんなことを考えた第3作目だった
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