「題材はパージだけど。」パージ:大統領令 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
題材はパージだけど。
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一部の富を得るものとヒャッハー馬鹿の為の日になってしまったパージの日。(2作目もそうだったけど)
普通の市民は恩恵なんかうけていないし、いくらその日は犯罪に問われなくても、こんな奴らを支持する市民が多数になることは有り得なくて、選挙に不正がなければパージはなくなってるだろうっての。
反対派も、そもそもこれだけの覚悟があるならパージの日じゃなくても暗殺すれば良くないか?
前半の自分がパージされる可能性を微塵も感じていないおバカなcandy girlとかヘリの件ぐらいまでは面白かったけど、話を拡げたうえに偏り過ぎて、街中の暴動感やヒャッハー感が疎かになっていて、不穏さや襲われる恐怖という感じはあまりないし、思想と政治に走り過ぎてクーデターの様なストーリーでこれじゃないって感じ。
せめて一般市民は蚊帳の外、極一部の疎外された人達が立ち上がるならね…そういう感じを出そうとしている感じはなくもないけど、前作、前々作の設定が明らかにそうなってないし。
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