「子供の怨みの恐怖。その背後に潜む、恐るべき真実とは。」こどもつかい 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
子供の怨みの恐怖。その背後に潜む、恐るべき真実とは。
【賛否両論チェック】
賛:事件に関わった子供達の哀しい怨念の数々に、恐ろしくも考えさせられる。急に驚かせるシーンはほとんどないので、ホラーが苦手でも観られないことはなさそう。
否:主人公達の巻き込まれ方は、やや無理があるか。ストーリーもかなり強引で、ツッコミどころも多い。
大人を怨む子供を導き操り、その大人を3日後に殺すという“こどもつかい”。ひょんなことからその標的となってしまった尚美達が、その元凶を辿っていった先にあるおぞましい真実に、思わず身震いがしそうです。
そしてその物語の端々で描かれるのは、愛情を受けられなかった子供達の哀しい姿でもあります。社会問題とも併せて、改めて考えさせられる内容も含まれているのが印象に残ります。
ホラーが苦手でも観られないことはなさそうですので、気になった方は是非チェックしてみて下さい。
コメントする