「色々と中途半端」こどもつかい 卯月さんの映画レビュー(感想・評価)
色々と中途半端
ホラーにミステリ-要素をプラスというと、真っ先にリングが頭に浮かびます。そして本作は、正直劣化リングです。
最初のうちはホラー要素が強いのですが、ミステリー要素が強まっていくのと同時に、変な人間ドラマが混じってきます。最終的には、虐待みたいな中途半端なリアリティーも合わさって、なにがやりたかったのかよくわかんない感じで終わります。
あと撮影セットも安っぽくて頂けない。昔の建物なのに、中が綺麗すぎるのを暗くしてごまかそうとしたり、小物は汚れているが、紙質は新しいし、看板の字体は、印刷したようなフォントです。
とにかく、どこに力を入れているのかわからない、中途半端な出来の作品でした。というか、この出来ならTVの特番でもよかったと思います。
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