ジャック・リーチャー NEVER GO BACKのレビュー・感想・評価
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よりキャッチーな作り
「アウトロー」の続編で、今度は「ラスト サムライ』でも組んだエドワード・ズウィックが監督。
こちらもやはり緻密な脚本で、細かく絡みとられる罠が巧み。
前作よりもサスペンスは控えめになり、アクションが多くなっていました。
ストーリラインも王道で、よりキャッチーな作りになってましたね。
見易いアクション作品でした。
しかし、ファンや原作者との間で隔たりがあったようで、トムの起用はこれで終了。
何でも原作のイメージとは体躯が違いすぎるようで「背が低すぎる」と、シリーズの新作ではリーチャー役が交代するようです。
他にも原作者から「年を取りすぎ」「アクション俳優は辞めるべき」など辛辣なコメントばかり(一応褒め言葉も入れつつ)で、ちょっと寂しい気持ちになりましたね。
何故、リーチャーは
脱・ボーンシリーズならず!
トム・クルーズ主演のクライムアクション第二作。
【ストーリー】
放浪のジャック・リーチャーが、かつて手を貸してくれた陸軍少佐のスーザン・ターナーに会いにゆくが、彼女は国家反逆罪で逮捕されていた。
彼女とともに逃亡するジャック。
事件の裏を探るうち、かつて彼と交流のあった女性が娘サマンサを、ジャックの実子であると申請を出していたことを知る。
利発だがジャックに不信感をあらわにするサマンサと、有能で気丈なターナー、3人のロードムービーのような逃避行が始まる。
せっかく脱・ボーンシリーズを成し遂げたジャック・リーチャーシリーズ。
その第二作で、なぜかジェイソン・ボーンシリーズのカメラマンを使うというボーンヘッド(判断ミス)。
それでもストーリーは素晴らしく、キャラクターは練られていて、映画としては完成度が高く仕上がっています。
残念ながら続編はないとのこと。
せっかくの存在感あるキャラクターたちを、ボヤけさせてしまったスタッフの起用が悔やまれます。
トムクルーズ好きなんで
見るべきはダニカ・ヤロシュ
地味で、スカッとしない展開のお話で、ちょっと期待はずれでしたね。
「アウトロー」が面白かったのは主人公が自分の信じる正義を貫くところ。法を破ってでも悪党を退治する凄みのあるキャラクターにトム・クルーズが上手くはまっていて、見終わった後に爽快感すら感じました。
続編に期待するのは、キャラクターの背景が広がることと、彼の根っこにある宿敵が登場すること。そしてアクションのスケールアップなどでしょうか。どれもかないませんでした。
要所要所で、護身術をベースにしたような格闘戦が展開されますが、ちょっと相手が弱すぎるのではないでしょうか。
ハッとするほどの存在感で、ヒロインのコビー・スマルダースを食っていたのがメジャー作品初登場のダニカ・ヤロシュ。バキバキのティーンエイジャーで、次世代の看板女優になりそうな彼女は、「昔、関係を持ったかもしれない女性のひとり娘」という、男からすれば何ともばつの悪い立場の役柄。
その微妙な距離感は、思い切り接近するでなく、徹底的に嫌うでもなく、親子の絆のようなものが何もないまま、煮え切らない結末に至ります。映画の評価が低いのも、それが影響したんでしょう。
それにしても、ダニカは、順調にキャリアを積んで、ジェニファー・ローレンスのような人気者になってほしいものです。
2020.9.3
退役しているのに何故か事件に巻き込まれる不思議
【暇な時に外さない映画を選ぶならオススメ】
・2016年公開のアメリカのミステリーアクション映画。
・アメリカでベストセラーとなっている小説「ジャック・リーチャー」シリーズの9作目の小説「アウトロー」の続編です。
・元米軍憲兵捜査官で現在は流れ者で放浪しているジャック・リーチャーが、元同僚のターナー少佐に会うためにふらり軍に訪れると、少佐はスパイ容疑で逮捕されていた。また、リーチャーには身に覚えのない子供(娘)を産んで育てているという申請が軍に来ていることを知らされる。そんな中で、逮捕されたターナーの事を知るために法務部長と会ったその日に大佐は殺され、その容疑をかけられたリーチャーは捕まる。牢獄からターナーを連れ出して逃げるリーチャー。謎の組織に追われる2人。申請のあった娘まで巻き込まれだしたため、リーチャーは娘を含めて3人で逃げながら真相を追うことに… という大枠ストーリー。(長かったですかね💦)
[お薦めのポイント]
・アウトローに引き続き、はずれなしの王道なハリウッド映画
・シリーズものでも単発で面白く観れる
・真面目な女性少佐×不真面目な娘とリーチャーの協力関係がほのぼのして素敵
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
[物語]
・なんの前知識もなく、冒頭の地元警察とのやり取りのシーンを観ると、「あ、これって超能力系の映画か」と勘違いしていました。笑 全然違って、単純に「賢く強い流れ者」が主人公のミステリーアクション映画。
・物語は全編を通して、ハラハラしていて全く間延びのない安定感のある映画です。特に、序盤の牢獄からの逃げ出し方は圧巻。
・リーチャーと女性少佐の2人だけでなく、そこに、やんちゃな娘を放り込むことで、ドラマテイストのほのぼの感が増す+アクション映画としての見どころ(娘というリーチャーの弱点が増えたことによるピンチな状況)が増して、より面白しく仕上がっていると思いました。
[演出]
・際立って感じたことはありません。
[映像]
・際立って感じたことはありません。
[音楽]
・際立って感じたことはありません。
[演技・配役]
・ジェームズ・ハークネス将軍の声優さんは「ドラゴンボールZ」のセル役や「人志松本のすべらない話」のナレーションでも有名な若本規夫さん。お上手すぎて、若干浮いてしまっている気もしますが、癖すごでかなり印象に残ります。
[全体]
・エンタテイメント映画として何も考えずに観れる王道なハリウッド映画というところは前作の「アウトロー」と全く一緒でした。逆に、尖っていて引っかかるモノや記憶に残るものはあまりなかったのも事実です。安定して愉しむことはできますが、記憶に残る映画か、と言われると・・・という感じですかね。頑張って時間を取ってみる!というよりは、お暇なときに、外さない映画を観ながら過ごしたい、そんなときにお勧めな一作かと思います。ありがとうございました。
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渋いトム様第二弾!
正しいことはいいことなのだ
孤独な流れ者、ジャック・リーチャーにも
盛り沢山なのに短く感じる。演出が上手い。
前作【アウトロー】は未視聴だったが問題無し。アクション少なめだが、起承転結のテンポが良く、緩急もあって、しっかり観せてくれる。
逃走、カーチェイス、銃撃戦、駆け引き、バトル、楽しい要素は盛り沢山で気持ち良く楽しめる。
ターナー役のコビー・スマルダース、【アベンジャーズ】のマリア・ヒル役よりも強気。相変わらず凛としていて、とにかくカッコイイ。
トム・クルーズはもう、期待通りそのまま。だが【M:Iシリーズ】とは比較はせずに。今作は控えめだが、良くも悪くもトム・クルーズ。
サマンサを守る理由、関係性の成り立ちが弱いが、最後にきっちり気持ち良く回収してくれるのも○。トム主演映画の安定した楽しさは揺るがない。
『Miss me yet?』
フッと一瞬で心が軽くなる、気持ち良いラスト。続編を熱望。
ジャック・リチャード:Never Go Back
トムも歳とりました。がなんだかんだで楽しませてくれる。さすがのスー...
こちらも好きですが・・
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