アイ・ソー・ザ・ライトのレビュー・感想・評価
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鑑賞後の満足度◎ Linda Ronstadt の「Silk Purse」の1曲目『Lovesick Blues』がハンク・ウィリアムスの曲だったとは。題名“I Saw The Light”が好き。
①欧米の俳優さんはみんな器用だが、イギリス人のトム・ヒドルトンはアメリカ中性部出身ののカントリー歌手に成りきっていて見事。歌もカントリーの節回しをよく捉えている。だいぶ練習してんてわしょうな。かなり自己チューで時間や女にだらしなくて破天荒なキャラながらトムが演じることで憎めない人物像になっている。②映画の雰囲気はジェシカ・ラングがパッツィ・クラインを演じた「Sweet Dreams」を彷彿とさせる。どちらもカントリー・ミュージックのレジェンドだから当たり前か。
雰囲気だけの映画!!
キャストがずっと同じ調子の作り声のような感じで喋っているので、人間味がなく退屈です。酒と女にだらしない描写がないので、恋人が何故愛想を尽かしているのか伝わりませんでした。雰囲気は一応ありますが、普通の薄っぺらい伝記もので、全く共感できませんでした。本作のオルセンは全然可愛くないです。
プロデューサーが監督と脚本家に手を出して失敗
ハンクウィリアムズ、47年~52年でビルボード1位11枚。わずか29歳で亡くなるまでを描く。 至って淡々とした作り。メリハリがない。 アラバマ州の地元ラジオ局WSFAでの早朝の番組から カントリーミュージシャン憧れのラジオ番組「グランド・オール・オプリ」に出ることを目標に掲げる。 タイトルになっている歌はカントリーっぽくない、ゴスペルっぽい。 背中の痛みやアルコール依存の描写が軽くて響かない。 女遊びの描写も穏やか。 このためオードリーの方が悪い印象。歌もけなされるし。 トムヒがアメリカ南部の男に見えない、歌は上手いけど。 「悲しい曲を歌う奴は悲しみを知っている」という台詞が響くようなエピソードがない。 pg12の意味がわかりません。仕事をすっぽかすから?
ハンク・ウィリアムス
アメリカのカントリーミュージックのカリスマ的存在のハンク・ウィリアムスのたった6年間の音楽活動を描く。 女のだらしなく、お酒に溺れ、なんてミュージシャンのパターンみたいだったが、実は・・・。 最後の奥さんの名前がビリー・ジーン。
トム・ヒドルストン良かったです
トム・ヒドルストンが好きなので観て来ました。 トム・ヒドルストンがこんなに歌が上手いとは思いませんでした。声も素敵でした。 ただ、成功してからの物語となっていて、全体に平坦な展開となっているのは残念でした。 離婚の際の苦悩、早過ぎる死の場面など、もっと描いて欲しかったです。 ハンク・ウイリアムスの音楽をもっと聞いてみたくなりました。
トムヒ目当てでした
ハンク・ウィリアムスどころかカントリーミュージックすら知らずトムヒ目当てで見に行った。 アカペラから始まり、音楽と共にハンクの生涯を追っていく。 出来た人間ではないけれど(寧ろ女や酒に溺れたろくでなしに近い)、彼の喜びや寂しさ悲しさを追体験していくうち、どうしても憎めず感情移入してしまった。つまり泣いた。 またトムヒの歌唱力が素晴らしかった。トムヒ好きな人は絶対見に行った方が良い。 映画館の大画面、良いスピーカーで鑑賞できる機会を逃すのは勿体無いと思う。
これがハンクか
たまたま通りかかって、ポスターに惹かれて近づくとハンクウィリアムだった。聞き覚えのあるメロディとハンクの声に感激し、トムの鬱積する演技に目を見張り、あっという間のエンドロール。天才の生きざまはこれなんだろうと。面白かった。
なかなか聴かせるTom Hiddlestonのヴォーカル。
猛特訓したというだけあって、Tom Hiddlestonのヴォーカルはなかなか。「High-Rise」よりこっちの彼のほうが全然良いです。作品も淡々としているんですが丁寧に作られている感じ。 新宿ピカデリーはほぼ満席! 見た目Tomのファンという感じでもなさそうでしたので(笑)、Hank Williamsのリアルをご存知の人達なのでしょう。あのかたたちの感想を聞きたいです。 どーでもいいですが、Tom Hiddleston顔小さすぎ。脚長すぎ~。十頭身ぐらいありそう(笑)。
何方のファンとして観るか?
正直、T・ヒドルストンのファンとして観た方々には不親切な作りになっている筈。 伝記映画に有りがちな幼少時代から描く事はせず映画の冒頭からH・ウィリアムスはスターであって生い立ちなど色々な事柄を端折った潔い?作品。 H・ウィリアムスのファンにしても描いて欲しい事柄は多々あった筈。 T・ヒドルストンの演技は憎めないH・ウィリアムスを巧く演じていたし歌唱力は素晴らしいが喜怒哀楽はあまり感じられない。 幼少時代やH・ウィリアムスのバックボーンは描かない不親切さ?が気になる。 J・キャッシュの伝記映画「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」には遠く及ばないがH・ウィリアムスを描いたのは良いことだ。
薄っぺらい内容
トム・ヒドルストンが最近お気に入りの俳優さんなので、映画館にて鑑賞してきました。 事前に調べたらトムだけでなく、TVドラマ『ザ・ホワイトハウス(原題TheWestWing)』のジョシュ・ライマン役を演じていたブラッドリー・ウィットフォードも出演!しているという個人的に超美味しい展開にワクワクして映画館へ。 で、終わってみれば ※トムの歌声は良かった ※ブラッドリー・ウィットフォードは髪は薄くなったが、切ない目の演技は衰えず! の二点しか印象に残らないくらい薄っぺらい内容でした。 こういう伝記物っぽいドキュメントタッチの映画って、物語の芯というか核になる出来事を中心に展開しないと盛り上がらない。 せっかく上手い俳優さんを使っているのに、駆け足で話が進み表面をなぞっただけで深さの無い内容なのがただただ残念でなりません。
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