ミラノ・スカラ座 魅惑の神殿のレビュー・感想・評価
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イタリア人の誇りと、その視線
オペラファンでなく、映画ファンの観点から視聴
スカラ座に桟敷席を持っていたヴィスコンテイの演出、その弟子格のゼフィレッリ…
彼ら演出の カラスの舞台を見て見たかった
今は 伝説になっているが、当時はその斬新さと、
カラスのドラマチック・ソプラノとしての存在が
(声が美しいというより、その存在と唱法が ドラマチック!)議論の争点になっていたらしい
昔 テレビで見た(NHK教育) ショールを上手く使った演出の、若き彼女のカルメンの美しく、奔放な歌い振りを今も忘れることは出来ない! 神!
各々、一家言ある人ばかり出て来て、 少々くたびれもするが、面白く拝聴した
誇れる文化があり、国が一つにまとまれるというのは素晴らしいと 思った
(仮想敵国なんて いらないし… 、そういう意味でも 文化維持って必要なのだな、と思わされた)
イタリアのフィギュアスケートの解説が、面白いのは こういう文化遺産のお陰でもあるかな?
あこがれのミラノ
オペラにはまったく詳しくないので、出演していたかた達はほとんどわからなかったのですが、楽しめました。
『第二次世界大戦後、1番始めにしたことはスカラ座の再建』イタリアぽくって笑えました。
オペラ好きのための映画
ミラノのスカラ座にまつわる人々の証言を集めたドキュメンタリー。
オペラ好きでないと楽しめないのは仕方ないとしても、ただ証言を並べてる感じで退屈だった。
さらに、昔の証言は俳優に演じさせるという荒技も。ドキュメンタリーって何だ?ということを考えさせられた。
これは、いい‼
映画ファン以外にクラシック好きなら楽しめること間違いなし。
特に、クラウディオアバドの若い頃が沢山出てきます♪
それにしても、ヴェルディのお葬式の貴重な映像とかとにかく貴重な映像の宝箱でした。
二時間があっという間!もっとみたいもっとみたい。という感じです。
オペラファンのための映画
12月7日のシーズン開幕『フィデリオ』までのドキュメンタリーとスカラ座を巡る歴史上の人物の再現ドラマ?往年の名歌手、劇場スタッフらのインタビュー等で構成された素晴らしい映画。
ただし、そこに写っているものとか、流れている音楽が何か分からないと面白さは半減かもしれない。音楽の扱い方はオペラファンも納得の絶妙さ。
1981年の初来日公演に尽力された佐々木忠次氏の名前が出てきたのと秘蔵映像に深く感動。
エンドロールに流れるポスターの数々も興味深かった。
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