「アクション映画としては及第点」マンハント 星水松 愛菜さんの映画レビュー(感想・評価)
アクション映画としては及第点
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ジョン・ウー映画だからこそ、ここまでド派手なアクションモノになったとは思う。
ただ、脚本(設定)はかなり無理やり。監督が中国人だからキャストも中国人を入れる事にならざるを得ない。舞台は日本なんだけど、中国人が色んな役で中国人のままで言語も英語、日本語、中国語が飛び交う。
そんな都合よく英語喋れる奴が何人も出てくるか?異国間の合作映画ってそんなモンでしょと言われればそれまでだが。
要するに、何が言いたいかというと、アクションの質は多少、落ちてもいいから脚本も丁寧に作り直して日本人が撮ったら良いんじゃないかと。でも、あそこまで激しいアクションできる日本の女優さんがいるか?となるとビミョーな感じはするが。それも脚本で何とかなるか…。
福山雅治のアクションは思ったよりもはるかに良かった。特にガンよりも剣の方。
殺人現場で推理してたときも"ガリレオ"臭が出ちゃうかと思ったがそんな事もなかった。やさぐれ刑事を見事に演じてたと思う。
やっぱり、福山雅治は少し前にやってた三枚目の銀行員なんかより、この手のゴリゴリの二枚目路線ばっかり演じてた方がいい。
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