「This is アクション美学~Jアクション見劣り~」マンハント PAPASさんの映画レビュー(感想・評価)
This is アクション美学~Jアクション見劣り~
「マンハント」78点。
オープニングで「こりゃあダメか」と思いきや。
ストーリー苦しいけれど、息も切らせぬ「アクション」連発で何とか振り切ったと見ます。
「型」が決まっています。「ジョン・ウー」の確立されたアクション「流儀」は、これこそ「美学」です。
2丁拳銃・白い鳩・至近距離での撃ち合い・アクロバティックな動き・いろいろなアングル・カット割り・スロー・アップとロング・指導された役者の動き・登場の仕方・BGM・音・爆破・動物の利用・自然風景の組み込み・いろいろな格闘場所・日本刀・バイク・ヘルメット・手錠・猟銃などで構成されています。
テンポ・リズムがよく、ムダなシーンがほぼないので「110分」で充分です。
女性がたくましく美しい。ひとりを除いて。なるほど娘さんね。
特に「桜庭ななみ」がキレイでかわいく、必死な姿がいいです。
原作が40年も昔の「社会派ミステリー」の「名作」で、「高倉健」さんへの「オマージュ」とは。
日本人キャストも頑張っています。
スター「福山雅治」がネガティブに目立つことはないのがいいのでは。
いろいろな思いの入らざるを得ない「中国」映画で、
「ワンパターン・既視感アリ」の「そしり(批判)」は免れませんが、
敢えて、生ぬるく見劣りする「ジャパンアクション」よりは、「日本人」を使った「本格的アクション」として
堪能しました🍀
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