東京喰種 トーキョーグールのレビュー・感想・評価
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とてもよかった。
演出力弱し
東京喰種全てが好き
リアルすぎ。1000点。
すごく良かった‼
最近 漫画の実写映画が増えている中で、「東京喰種 トーキョーグール」は特に実写化が難しい作品だと思います。
どんな感じなのか少し心配な気持ちで見始めましたが、そんな思いはすぐに一掃されました。
スクリーンを通じて、役者の皆さんが 其々の役と真摯に向き合い演じる熱意や、製作スタッフの方の熱意が一丸となって 熱く心に伝わってきました。
特にカネキ役の窪田正孝さんの演技には最初から最後まで惹き付けられ、みるみる東京喰種の世界に引きずり込まれていくのを実感しました。エンドロールが流れ始める時には自然と、この物語の続きを見たい、という気持ちになりました。 映像も綺麗なので 映画館で見て本当に良かったと思います。
グロかったです!! グロいのが無理な方は多分無理だと思います(^^...
食べられる側の論理
捕食するものとされるものとでは、捕食する側のほうが断然強い。逃げ隠れするのは捕食される側である。アフリカの草原では、ライオンは悠然とリラックスし、有蹄類の動物がライオンの動向にびくびくしながら暮らしている。立場の逆転はない。ライオンと有蹄類とでは見た目も戦闘能力も歴然とした差があるからだ。
もし捕食する側とされる側の見た目が同じだったらどうだろう。捕食される側が圧倒的多数である場合、少数派の個々の戦闘能力が強くても、多数派に敵わないかもしれない。ましてや人間は武器を使用できる。素手での個々の戦闘能力の比較は意味を成さなくなる。人間がイノシシやクマに時々殺される程度の話になるだろう。しかしもし捕食する側が人間の持つ武器が一切通用しない強烈な相手だった場合はどうか。その場合の捕食者は、天敵と呼ばれるだろう。
人間には天敵がいない。昔、毎日新聞に連載されていた「私説博物誌」で筒井康隆が天敵についての文章を書いていた。具体的な文章は忘れてしまったが、確かこんな感じだ。人間に天敵がいたら朝のニュースでは天気予報に続いて天敵予報が流されるだろう。「本日の天敵。本日は○○地方で大暴れしており、すでに5人が食べられました。今後は○○方面に向かうと考えられ、十分な警戒が必要です」という感じ。
本作品では、捕食する側の話がほとんどで、食べられる側の論理が何も描かれていない。人間は生物を殺して食べているが、食べられることはない。生きたまま食べられることが日常的になった場合に、社会がどのような動きをするのか、あるいは人間が正気を保つためにする行動はどのようであるのか、そういったテーマは置き去りにされている。
出演者はいずれも十分な演技である。主演の窪田正孝は脱いだら凄い体の持ち主で、どんなアクションにも対応できる感じだが、それよりも性格俳優の印象が強い。今作でも精神的に弱い人間が何とか生きていこうとする役を存分に演じていた。
蒼井優はどんなに明るい役を演じてもどこか翳があり、好きな女優のひとりである。女心の闇の中から絞り出されるような台詞を言う。しかしこの作品では、ちょっといつもと勝手が違っていた。清楚な美人が似合う彼女にしては、怪演といえるだろう。
作品としては未完成の印象が強い。俳優陣の熱演が空振りに終わってしまった格好だ。世界観が個人の怨念や憎悪に帰趨してしまっては、映画としてのスケールがなくなる。原作は読んでいないが、映画としてはもう少し大きなスケールで、食べる側と食べられる側の絶対に相容れない論理の葛藤を描いてほしかった。
CGが残念!
これはアリ
ちょっと分かり難い部分もありましたけど、まずまず引き込まれる題材ではありました
原作のことは全く知らない状態での鑑賞だったので、正直ちょっとよく分からない部分もありましたけど、分からない部分があってもまずまず楽しめるように作られていた辺りは、ある程度原作未読者にも優しい映画だったと言えましょうか。
あの清水富美加騒動でその名を知った映画だったので、これは相当エライことになる映画なんだろうなと、ある程度の覚悟はして見たのですが、まあ直接的にグロシーンが映る訳では無かったので、そこまででは無かったでしょうか、でも世界観はなかなか凄いと言うか、人間と人間を捕食して生きる喰種が住む世界と言うことで、人肉を食べて生きている姿を見てしまうと、やはりそれなりの覚悟は必要な映画なのかなと・・・とは言え、そこには深いメッセージ性が込められていましたから、それはそれとしてなかなか興味深く見れる世界観の映画ではありましたね。
生きる為に食べる、生きる為に人肉を喰らう、ただ生きたいだけ、人しか食べれないんだからしょうがないだろと言われれば、確かにそれはそうだ・・・。
人間だって、生きる為にたくさんの生き物を食べる、他の生き物から見れば、人間はこう映っているんだろうなと、何かと考えさせられるテーマの題材ではありましたね。
食べられない為にも食べられる前に排除する、そのせめぎ合いは、見応えあるアクションシーンの出来も相まって、十分ドキドキしながら楽しむことが出来ました。
まあCGはやや微妙だった気がしないでもなかったですが・・・それと亜門のクインケはもう少しなんとかならなかったものか、演じた鈴木伸之は画的にも嵌ってましたが、あのヘンテコ棒みたいなのは相当カッコ悪かったです、あれが原作通りなら仕方ないですが。
しかし冒頭のシーンは、まさに掴みはOKと言う感じで、引き込まれるに十分な導入部分でしたね。
リゼ役に蒼井優を起用したのは大正解、美しくて、猛烈に恐ろしい、そして窪田正孝もまたこんな役が物凄く似合うから、導入部分から既に引き込まれてしまいましたよ。
ただ、人間と喰種どちらでもあるカネキの描かれ方が、やや端折られ過ぎの印象で最初ちょっと分かり難かったかなぁ、何故そう施されたのか、そして彼の中が一体どう言う状態になっているのか、原作未読者にはその辺がやや分かり難かったです。
でも人間と喰種のハザマで苦悩・葛藤するカネキの、窪田の演技は、見ていてグッと来た、自分が信じた者を守る為に戦おうとする姿は、鬼気迫る演技も相まって思いっ切り引き込まれましたね。
またオドオド窪田に対してクールなドSキャラの清水富美加も作品をより良いものに引き上げた印象です、トーカのビジュアルも最高でした、もっともっと見ていたいぐらいでしたね、続編があってももう見れない可能性が高いのがホント残念、この逸材を誰か引き戻してくれ・・・。
ちなみに佐々木希はほぼ出ていないに等しいぐらいでしたが、何故にこんな役を?謎すぎ。全部渡部のせい?(笑)
原作知らなくても楽しめる作品!
原作大ファン
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