クワイ河に虹をかけた男のレビュー・感想・評価
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意味のある人生とは。感動した。
「戦場に/かける橋」の映画でも知られているタイのカンチャナブリにある泰緬鉄道の橋の建設。
強制労働に駆り出され、多くの仲間を失った捕虜たちの日本軍に対する憎しみと怒り。当時通訳として従事していた永瀬氏とその妻が人生を掛けて行った和解と謝罪の行動。
地元テレビ局がその20年を追い求めたドキュメンタリーが映画化され、凝縮された二人の人生が我々の前に写しだされた。その生き様が迫ってくる。私もこの場所は一度訪れたことがある。どれだけの人がこの歴史を知っているのだろうか。戦後、日本人は捕虜やアジアの人たちに何をしてきたのだろうか。永瀬さん夫婦の姿にとてつもなく感動し涙した。忘れられない映画になった。
永瀬さんが偉大すぎる
思いに駈られ、個人が国に代わって謝罪をするということ。とてもできることではありません。偉大すぎるるのですが、いたって自然体なおじいさんという風に映像では映っています。
監督のトークショーもあり、有意義な劇場観覧でした。
人生の目的とは
陸軍通訳として泰緬鉄道建設に関わり、駆り出された連合国軍兵士の元捕虜、現地労務者を訪ねて贖罪し、タイの子供たちの支援に一生を捧げた永瀬隆氏の生涯を追ったこの映画は、歴史問題というより、天から与えられた自分の使命とは何かを考えさせられた。また、ともに使命を果たすための同志愛のような夫婦の結びつきも素晴らしいと思った。映画のタイトルにもなった「虹の橋を架ける」という生前の氏の言葉を映画館の片隅で噛み締めた。
凄い真実に大感動!!!
同級生に薦められ、期待しないで観た作品でしたが、、物凄い事実に大感動です。このことを知らずに大人になったら馬鹿丸出しかもと帰国子女の友達が話していたことが納得できました。素晴らしい事実を作品として世に生み出してくれた監督・スタッフの皆さまに感謝の想いです。
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