「ゼロへのクライマックス」幼な子われらに生まれ 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
ゼロへのクライマックス
前半からだらしが無い、子持ち再婚の親が描かれている。
主人公の浅野忠信の父親もキチンと説明しなくだらしが無い。
パパじゃない!本当のパパに会いたいと再婚相手の娘に言われる事は承知で再婚しろよ!と。
再婚相手の嫁、田中麗奈も子供2人連れて来て経済負担がかかるにも関わらず、専業主婦で3人目を産もうとしている。しかも今の娘問題は浅野に任せっきり。口出しせず。
覚悟の無い生活がどんなものか。簡単に考え過ぎ。
過去にも逃げて、現在からも逃げて。
親として、夫婦として互いに向き合う事も忘れて。
後半までマイナスが多い作品である。
これ観るなら、子供の件で冒頭から向き合った福山雅治主演「そして父になる」の方がまだいい。と思う人もいるだろう。
何故こんな描き方?と思う理由は最後に待っていた。
ほんとクライマックスがこの家族の本当のゼロからのスタートラインなんだろうなと感じた。
これが無かったら私的には星0.5でしたね。
無いわけが無いのですが。
イライラ、眠たくなるかも知れませんが、親の方は是非どうぞ。
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