「キセキの軌跡」キセキ あの日のソビト fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)
キセキの軌跡
「実話物」でオンタイムに、その誕生を知っている。初の映画です。
GReeeeNの大ファンはもちろんの事、私のようなシングルを知っている程度の方でも、十分楽しめる内容です。
悩んで壁にぶち当たり、乗り越えていく。若者っていいなあ。
松坂君&菅田君のW主演なら、まず外れないだろうという読みは当たりました。ナイス配役。
ジンがメタルバンドで散々プロデューサー(野間口徹さんが、また上手い)に言われた酷評を、今度はヒデをプロデュースする側に回ったり。
ヒデは父(小林薫さんが、これまた!)の、医師として働く姿を尊敬したり。
人は誰かの背中を見て、自分の行く道を見つけていくんだなあとシミジミ。
大学と歌との両立。いやはや、半端ない。
大学の先生曰く「医者は患者に寄り添わなくてはいけない」。
歌も同じように、自己中心な趣味ではなく、人に寄り添える歌っていうのは。心に響くものなんだな。
そして歌の持つパワーをすっごく感じました。
そういえばCDって、年に1枚買うかどうかだもんな、最近の私。
「人には自分本来の役割がある」。
もういい年したオバサンだけど、最後ちょっとほろっと来たな。
私の役割って何か、今一度考えたい。そんな爽快感でした。
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