劇場版 はいからさんが通る 前編 紅緒、花の17歳のレビュー・感想・評価
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まずまず
原作&TVアニメ組に観てほしい
リメイク版で一番心配したのは声です。特に少尉。少尉と言ったら森功至さんのあの優しい声!大丈夫かな?と予告版を観てみました。結果、合格。違和感なく観れそうと思い劇場に行きました。
実際観たら、あの優しい少尉はもちろん、はちゃめちゃだけど品もある凛とした紅緒、男だけど美しくでもやっぱり男にもなる蘭丸など、昔のTVアニメや原作を裏切ることのない声優陣の力量に安堵し感謝しました。挿入歌で はいはいはい♪ が流れた時は、思わず前のめりになりました(笑)エンディングで、ストーリには関係ないけど原作&TVに出てきたキャラも登場し、旧ファンを楽しませてくれています。そして森功至さんがナレーション!なんと!!
旧ファンに対する心遣いみたいなものをたくさん感じました。
また、酒乱の紅緒のはちゃめちゃ過ぎて目を覆いたくなる行動は、何気にスリム化されていて却って良かったです。
ただ、はちゃめちゃ過ぎの紅緒の言動がもとでの少尉の派遣。からの「ぼくが選んだ紅緒さん」のセリフが無くなってしまったことは残念。それと絵がやっぱりいまどきのアニメらしく、子供っぽい。それで評価はマイナス1にしました。
原作では後編は切なくて泣けるシーンが多かったところです。TVアニメでは省かれていたので、後編とても楽しみにしています。
紅緒かわいい
忘れてた純愛胸キュン映画
原作知らなくても絶対絶対見て楽しめます。大正浪漫の純愛ストーリーなのですが、キャラクターが凄く良いんです。少尉はもうカッコ良くてあたりまえで、さらに現代風にアレンジした感が素敵で、登場シーンから前編ラストまで終始釘付けになり、見た後もまた逢いたくなる魔法のような存在。紅緒さん演じる早見沙織さんが上手くて、感情移入してしまうし、お話もテンポよく進むし、何度見ても心が熱くなる作品です。
前編後編になってますが、もう後編が楽しみでしかたないです。しかも前編は何度見ても新鮮さがあって心がきゅーってなります。ぜひ沢山の人に見ていただきたい、懐かしさやほっこりさや、そして少尉と紅緒の胸キュンのラブストーリー堪能してほしい。少尉のセリフひとつひとつも悩殺されます。ほんと素敵なんです。
何度でも観たい、大切な作品になりました
お恥ずかしながら、タイトルを聞いたことがある程度で原作を読んだことがありませんでした。
足を運んだ理由も「大正ロマン」という単語に惹かれただけだったのですが、良い意味で期待を大きく裏切られました…!
名作ラブコメと名高いのも納得のストーリーで、終始笑ってドキッとしてニヤニヤして胸がつまってキュンときて涙を誘われるような素敵な時間をすごさせてもらえました。
個人的に強い魅力を感じたのが、悪役になるようなキャラクターがいなかったことです(もちろん後編は分からないのですが)。とにかくどのキャラも心から好きになれるような魅力というのか、愛嬌を持っていて、ハラハラドキドキすることはあってもイライラすることはなく物語に没頭できたのが嬉しかったです。
お目当てだった大正ロマン成分もたくさん吸収できました!街並みはもちろん、衣装が!とても可愛いくて!「大正ロマン」要素に関心がある方、是非観にいってください。可愛いです。
今、原作の前半を読み進めている所なのですが、確かにキャラクターデザインは現代風に幾らかアレンジされています。原作に大変な思い入れのある方にとっては気になってしまうかもしれません。
ですが、劇場版から「はいからさんが通る」に出会った人間としては、後から原作を読んでいて想像以上に世界観やキャラクターが劇場で見たものと「そのまま」であることに驚いてしまいました。作り手の方々が自分の持ちうるベストを尽くして「はいからさんが通る」をアニメ化されたのだと、原作への愛を感じられる作品だと思います。
そして主題歌がとっっっても素敵です!エンディングは、とっても素敵な物語の余韻に浸れました。
たくさん笑ってときめいてニヤニヤして、恋の行方にハラハラしたい方、是非劇場へ足をお運びください。
一緒に胸を高鳴らせながら後編を待ちましょう。
もう一度みたくなった。後編も楽しみ(初見組)
観なければよかった
大好きな作品。また見れて嬉しい!
詰め込み感はあります
懐かしい、、
『はいからさんが通る』は、学生時代に読んだ好きなマンガの一つで(私自身はリアルタイム世代ではなく、当時、親世代のマンガが学校で流行っていた)、新しくアニメで映画化されると知り、思わず初日に観に行ってきました。
一応、過去のテレビアニメ版、実写版も観ています。
映画の感想は、脚本がかなり原作に忠実だと感じました。原作を何度も読んでいる私は、細かいセリフまで覚えていて、ギャグとか本当にそのまま使われているのに驚きました(一部ギャグがキツすぎるところはカットされていましたが)。テンポは速めに進みますが、その点も原作に忠実かと思います。
勿論、キャラクターが現代化されている点は、最初気になったのですが、話が進むにつれて、全く気にならなくなりました。
私の見た回の映画館はほぼ満員で、漫画連載時のリアルタイム世代から若い人もいて、正直こんなにも一緒に見ている人がいるというのに一番驚きました!世代を超えて愛されてる作品なんだと、作品の持つパワーをあらためて感じました(//∇//)
来年も後編が公開されるようなので、また観に行きたいです。
尺足らずなのが惜しい
旧テレビシリーズとは印象の異なるキャラクターデザインや、果たしてよこざわけい子さん以外の紅緒を受け入れられるか?等の不安がありましたが、杞憂でした。ひとたび動き出してしまえば、声も、絵柄も違和感なく、この"平成のはいからさん"を受け入れる事が出来ました。
演出もキレがよく、喜怒哀楽激しい紅緒の感情に合わせて緩急のついた演出で、笑わされたり、しんみりしたり、知ってる筈のシーンでもあらためて感情を動かされます。さすが「るろうに剣心OVA(追憶編)」を手掛けた古橋一浩さんだけに、この手の作品は手慣れていらっしゃいますね。
ただ、全体に出来は悪くないだけに、尺足らずで展開が駆け足なのが惜しい。ひとつのシーンで感情が充分に満ちる前にもう次のシーンに入ってしまうため、「あーもう少し余韻を感じていたかったな・・」と思う事もしばしば。原作は既読ですが、お話を知っているからこそ、シーン毎の重要性が分かるので、「ここには尺を割いて欲しい!」という欲が出てしまう側面も。ファン向けの割り切った作りだとは思いますが、ファンでも気になる人は気になるんじゃないでしょうか(ある意味、初見組の方が楽しめるかも知れません)。
来年公開の後編では是非いま少し長めの尺で作って欲しいですね。監督は変わるそうですが、女性監督の加瀬充子さんと聞いているので、後編への期待を込めての★4つ。
くらっとくるほどイケメン・イケボ
超豪華声優陣、新キャラクターデザイン。環や紅緒のみならず、特に少尉の出来が際立っていいイケメン・イケボです。原作も昔アニメもとてもいいけれど、公開前のカウントダウン含め、新劇場版もすごく気合いが入っていると思いました。内容も時間内に主エピソードをほぼ盛り込み、上手くまとまっていました。ただ、次はこのシーンその次はこのシーン、というようなぶつ切り感が目につくというか、もうちょっと繋ぎ工夫できなかったのかなぁという感じがします。それから、昔のアニメではかなり気をつかっていた原作漫画の印象的なシーン「構図」が、劇場版ではさらっと無視。分かってない・・と思うところも。(例えばですが紅緒が木に登るところ、木から落ちた紅緒を少尉が受け止めたカット、天丸地丸を見事に手なづけた紅緒への少尉視点のカットなど・・ほかにもいくつか)しかし、途中はナイスファンサービス!と思えるような趣向もあって、楽しめました。後編盛り上げて頂きたいです。期待しています。
なかなか上出来。
今でも色あせない
原作、テレビ版アニメ、実写版と見た私ですが、今回の「はいからさん」も紅緒や少尉の想いが溢れる作品でした。
テレビ版は最終回まで放送されずで終了してしまったので、今回の前後篇ではロシア時代も描かれるとのことで期待しています。
以前のものと比べ、絵柄は今風のお顔。少尉のもえ~なセリフ満載(宮野さんのイケボでですよ!)
笑いネタもあり知らない世代の子が観ても面白かったとの事です。
個人的な感想部分は、紅緒の声・セリフがちょっと…ですよね。早見さんも実力ある声優さんですが、彼女が演じるキャラが全部同じに思えて紅緒じゃないんですよねー(初めての人には違和感ない筈)それと軍人のお父さんなどの声が軽くて。伊集院家の当主さんは磯野波平さんぽく聞こえちゃって、どーにもここは違う~って(笑)花村家のばあやはなんと同じ方が演じています。安定のばあいです。
蘭丸(梶裕貴)は良い感じでした、うるうる子犬ちゃんの様で。
後編が早く観たいと思った作品でした。
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