「なかなかいいエンタメ作品」忍びの国 とくちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
なかなかいいエンタメ作品
虎狼の輩と呼ばれる人でなし集団。
忍者がこういう描かれ方をしているのを初めて観た。
金にならない事には興味なし、金が絡んだとたんどんな残酷なことでも笑いながらできる。
かなりサイコな集団笑
それが割とコミカルな表現になっているので楽しく観られた。エグいシーンはないので子供でも見れそう。
(ただ人物の策略や思惑が複雑なので内容は理解はできないかも)
大膳はかっこいいし、信雄の小僧感もよく演じれていたと思う。
キャストに違和感を感じることはなかった。
(個人的には無門の仲間の毒針?を吹く人の演技が好きだ笑)
見どころは何と言ってもやはり後半。
無門と平兵衛の一騎討ちから最後まで。
あの戦いは息を飲んだ。
殺陣が好きな人はぜひ観てほしい。一見の価値あり。
その戦いの後の無門は、それまでの飄々としていた無門とは全くの別人になっていて、こんなに変わるものかと、正直驚いた。
残念なところをあげると、登場人物の思惑や誰が誰に術をかけているのかが複雑で、少々分かりづらかったかな。
あとアクションがちょっとコミカルになりすぎな部分もあって気になった。
全般的にはオススメ。
年配の方とかも好きだと思う。
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