「恐ろしい」エル・クラン SHさんの映画レビュー(感想・評価)
恐ろしい
ホラーとかサスペンスといった映画は、半ば虚構だという思いで見ているわけで、恐さを楽しんでいるようなもの。
現実世界にあった出来事を、脚色が加えられているとはいえ、ここまで生々しい映像美で見せられると、戦慄を覚える。
映像と似つかないロックと共に見事な空間表現が成され要所要所で恐怖の戦慄を用いて、魔の映像にはまりこんでいく。
日々流れるニュースを楽しむのに似ている感覚、その感覚をただ高尚に仕立て上げられたといったところか─。劇映画であるから尚更、衝撃な事実に衝撃を受けてしまった。
コメントする