ナイスガイズ!のレビュー・感想・評価
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ゴズリング劇場
それなりに楽しめましたが…
70年代の文化をたっぷり見せつつ、自動車産業、環境問題を絡めた陰謀事件に巻き込まれた主人公2人のドタバタサスペンスバディムービーって感じ。
探偵のマーチは、仕事は出来るが酒浸りのダメ親父ながらも愛すべきキャラ。
逆にしっかり者でませてる娘のホーリーは、何だかんだパパが好きなのがイイです。
ラッセルクロウの貫禄ある体型も役柄にあってました。(役作りですよね?)
奥目でなんか見たことあるなぁとは思ってましたが、アリシアの母親がキムベイシンガーだったとは、鑑賞後キャスト見るまでわかりませんでした…。
最後に立ち上げたヒーリーとのナイスガイズ探偵社の新たな事件も観てみたい気はするけど、
「記憶には残らない」そんな類の映画でした。
気軽に楽しめる映画です。
冴えない示談屋と私立探偵、そして私立探偵の娘が、行方不明の少女を探すうちにより大きな事件に出くわして・・・と言うストーリー。
ラッセルクロウとライアン・ゴズリング主演のアクションコメディ。とてもテンポ良く楽しい映画でした。
二人の絡みは勿論ですが、娘のホリーが良いアクセントになって面白さを引き立てます。
アクション的な面白さもあり、特別ではありませんが多くの人が楽しめる作品だと思います。
ただ、ストーリーはもう少し単純でも良かったかもしれません。あと、やはり人が死んだり撃たれたりする場面で笑いを取るのは個人的には頂けません。その分、少し評価を下げさせて頂きました。
完熟フレッシュ+1
まるで父娘漫才の「完熟フレッシュ」のようなダメ親父(ライアン・ゴズリング)としっかり娘(アンガーリー・ライス)にぽっちゃりひげ男(ラッセル・クロウ)の絡んだドタバタ探偵物語。
ライアン・ゴズリングも憂いのある青年役のイメージを脱ぎたかったのだろう、頑張っているのは伝わるが悲鳴まであげて痛々しい。ラッセル・クロウは見た目だけで十分なのか、演技では笑いをとりにいかないハードボイルド担当、こういう話だと娘はいつもピンチになってハラハラさせる役どころなのだが父を助けて大活躍。コメディ仕立てなので敵もたいして怖くないのが絶妙なバランスといいたいがサスペンスとしてはやっぱり物足りない。
コメディ仕立てのミステリーはどっちつかずに陥りやすい、ぎりぎりセーフとしても頭の固い人(私です)にはまったく不向きな映画。おやじ受け狙いだろうがポルノフィルムの絡む話にかこつけて過剰露出、子供に卑猥なセリフを言わせる悪趣味ぶり、司法と業界の癒着何て話はありふれているからだろう、お色気と笑いで茶化して見事にまとめましたと言いたいのだろう。私はライアン・ゴズリングの探偵ものならシリアスな演出でみたかった。
ライアンとアンガーリーを楽しむ作品
この作品、ライアン・ゴズリングとアンガーリー・ライスを楽しむ作品でしたね。ラッセル・クロウも合わせたホランド、ホーリー、ジャクソンの会話は終始楽しく笑わせてもらいました。ホランドの「なんでそんなこといっちゃうの!?」「なんでそうなっちゃうの!?」の連続(笑) ホーリーもジャクソンの心が広いですね。。。僕ならキレてそうです(笑)
ララランドやブレード・ランナーのライアン・ゴズリングからすると、かなり毛色の違う役柄ですが、失礼ながら、ドハマり役でした♫(笑) ビビった時の甲高い情けない声なんかナチュラルすぎる。
そして、それ以上に、よかったのがアンガーリー・ライス扮するホーリー!とにかくずっと可愛い!その上、表情豊かさも◎。彼女の表情を見ていてるだけでも楽しめる作品でしたね。表情だけで語れる女優ですね、ホントにそれから楽しみな女優です。と思ったら、スパイダーマンでベティ役に抜擢されてたのですね。もっともっと活躍してほしいですね。
ストーリーはオマケ程度に考えてたけど、意外としっかりしたものだった。
最後に、ナイスガイズ探偵事務所を結成したけど、続編あるのかな。めっちゃ見たい!
ただのコメディかと思ったら全然。 話も意外としっかりしてて、予想を...
ただのコメディかと思ったら全然。
話も意外としっかりしてて、予想を裏切られる展開もあり飽きる事なく最期まで楽しめた。
シリアス路線で作ってても問題ないくらいの出来。
でもコメディ要素がある事でシリアスになりすぎず、かつ、見やすいしテンポもいい。
ちゃんとした銃撃戦も何度かあったし。
ライアンも良かったコメディできてた。
もっとほのぼのとしたコメディかと思って観たのに全然ほのぼの系ではなかったけど、これはこれで面白かったからいい。
シリアス、アクション、コメディが絶妙なバランス。
下調べもせず適当に観た映画で久しぶりに当たりを引いた。
【偶然】
プレデターを観た後日、この作品を観た。
面白かったので監督が誰かを調べたら、偶然プレデターに出てた脇役の人だった。
ジーザス!
根は真面目
舞台は1977年のLos Angeles。
別々に依頼を受けた、ちょいと落ちぶれ気味の男2人が、何者かに狙われている少女を探す内に、大きな陰謀を暴くことになるお話。
排気ガスが大気を汚染するように、社会に蔓延する嘘とprofanitiesが子供を毒していく現状を皮肉っています。
企業は業績を上げるためなら平気で誤魔化す。
宣伝効果を高めるためならキワドイ画像も遠慮なし。
モーターショーではなぜか車の脇に美女が立ちますね。当時はまだロングドレスだったようですが、近年は…。
よく“Sex sells.” と言いますけど、そんなもの見ちゃダメ!と叱った所で、「そんなもの」は巷に溢れており、子供でも容易く手に入るのです。いくら注意しても子供の好奇心を抑え込むことなど不可能です。現に大人の興味関心は情けないほど狭くて、「そういうの」でもない限り、社会問題にも向けられないし、売り上げも伸びないのです。
最近の子供はどうかしてる…って嘆いても、大人がどうかしてるから、なんですね。罵詈雑言もポルノもマリファナも、不健全な知識は大人から吸収し、背伸びして大人を真似ているのですから、「どうかしている」子供の姿は大人そのものかも知れません。
なぜAmelia達がポルノ女優を使ってまで映画を撮ったのか。そうでもしなければ大気汚染問題に関心を持ってもらえないと考えたからです。「そういうの」がダメだと言う前に、「そういうの」がなくても彼らの言い分に耳を傾ける大人がどれだけいるのかと。
従って本作で、冒頭からおいおい…という描写も、やたらヌードが出てくるのも、作風というより意図されているのだと分かります。
大人の本音を隠す建前に衝突し、抵抗する子もいれば、真似して同じような大人へと成長していく子もいる。
子供らしさを守ろうとする大人もいれば、進んで大人の世界に引き込もうとする大人もいる。
恐らくあえてバカっぽく?キレやすい感じのAmeliaですが、大人達の不正と矛盾に若いながら精一杯抵抗した子です。やり方がマズイ、それでは社会を変えられない、ということに気付かない反抗期世代(10代)だということを、彼女のキャラに含めているのかなと思いました。
また、母親が彼女を守れなかったことは、
「大人の嘘と建前で子供を守ることはできない」ということを意味しているようでした。子供を危険に晒してでも守るべき産業なんてありませんよね。子供を守れなかったら、国の未来もないのですから。
オマセな13才Hollyは、一通りオトナ事情を理解しているように見えますが、相手がワルでも殺しちゃダメと言って助けを呼ぼうとする所に、まだ汚れていない、純真な子供の心が残っていることを示しているようでした。
Hollyの友達Jessicaは、丁度分岐点にいる感じでしょうか。
子供が「約束だよ!」と小指を出したら絶対に守らなければいけない約束だし、「もう口きいてあげない!」という宣告は子供が施行できる最も重い罰なのだし、裏切って落胆させれば夢も希望も持てない冷めた人間になっていくことを、MarchとHealyは理解している大人でした。
自由に大空を飛ぶ鳥を大気汚染から守るため自動車を見直さなければならないように、子供の純白な心を品性のない大人社会から守るためには、大人が襟を正す必要があるということを訴えていました。
まぁ個人的には、子供社会には子供なりに、加減を知らないが故の残酷さがあると思いますがね。
また最近は、報道より映画の方が、よほど真実を世に広める役割を果たしていると言えるくらいで、Marchが狙われたfilmを無事確保する所に、映画を死守する必要性と覚悟を感じました。
Ryan Gosling、こんな顔もできるのねっていうくらい、色んな表情が見れました(^^)。
殴り合いは、やはりRussell Croweが担当。
クライマックスの流れるようなアクションは、超ふざけた ”L.A. Confidential” というか、テンポが良かったです。Healyの熊のごとし体当たり!何回転んで落ちるんだMarch!!
最初から悪ノリですし、後々鍵となる重要人物がさらっと出て来るので、始めから注視していないと何が何だか分からなくなってしまいそうな話ではあります。もう少し冗談少なめの方が本筋がスッキリしたかも知れませんね。
軽い悪ふざけのようで、テーマは意外と真面目な作品でした。
……………
あぁそう言えば、死に際にNixonは…嫌かも(^^;)。
“Marriage is buying a house for someone you hate.”
楽しめる
ダメ探偵の賢い娘がかわいい —- 好感の持てる楽しめる佳作
これも最近見直してみたら意外と良かった
最初に見たときは話の説明が少ないから細かいプロット展開に着いて行けてなかったのかもしれない
ラッセルクロウが一応メインの主人公って位置付け、けっこうデブってるけと
対してライアンゴスリングはちょっと弱くて情けない、ちょっと拗ねたり、いつものカッコイイ役とは少し違った役回りで、新鮮でなかなかいいです
そして、奥さんに逃げられたそんな少し頼りない父の探偵業に顔を突っ込んできて、危ない目に遭いながらも実際に父を助ける13歳の娘
かつて母と三人で暮らしてた家の跡の空き地で夜中一人懐中電灯で読書する娘
自分たちを殺そうとした奴でも死にそうなら助けてしまう娘
大人勝りの賢さが可愛い娘と父親の話っていいですよね。なんかおっさんのウィークポイントを付いてるんでしょうなw
時代も話も細かいキャラもぜんぜん違うけど、ペーパームーンを思い出しました
雰囲気は70’sの服装とか音楽とか車とか
シリアスなハードボイルドでも、ギャハハってコメディでもなく、会話とか話の展開にいい按配のユーモアの効いたハードボイルド?って感じで
自分の記憶が夢だったことになかなか気づかずにピンチで慌てたり
某大統領がプールの中で迎えに来たりねw
あ、ライアンゴスリングが髭生やしてて、車で髭剃り当ててるんだけど、全然髭を剃り落としてる訳じゃないってシーンがあって
これを見ていい歳して始めて髭トリマーというものの存在を知り、こないだアマゾンで買いました。別に重要なシーンでもなんでもなく、ただの繋ぎの演技ですがw
好感の持てる楽しめる佳作です
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