劇場公開日 2017年8月4日

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「いつも楽しみなのだが」トランスフォーマー 最後の騎士王 MASERATIさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5いつも楽しみなのだが

2017年11月17日
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鑑賞方法:映画館

本シリーズには大変満足しており、毎度楽しみにしている。本作は第2章という形で、初期3部作とは世界観がガラリと変わった。以前はオートボットVSディセプティコンというシンプルな設定だったが、今回はそう単純ではない。基本は変わらずともトランスフォーマーたちの歴史と人類の歴史の接点や、トランスフォーマーの創造主の存在など、変に複雑化している。やや対象年齢が上がったのかもしれないが、幼稚な部分は相変わらずであり、それはよく分からない。だがファンとしては嬉しい所もある。第1章の登場人物が出てくる所は特に好きだ。主人公だったシャイア・ラブーフ演じるサムも写真のみだが登場した。
さて、今回は敵として描かれるオプティマス・プライムは前作で地球を去った。しかし創造主クインテッサの前では無力であり、洗脳されてしまうという設定。よって最後はオプティマス・プライムVSバンブルビーとなってしまう。まぁ洗脳はどうせ解けるだろうから心配はしていなかったが、オプティマスの出番が少なかったのは残念だ。前作ではバンブルビーが異様なまでに出てこなかったのにも不満だったが、今回はオプティマス…
また、毎回オプティマスの格好いいシーンがあるのも楽しみにしていたのだが、今回はかなり少ない。それも残念。

最後に、なぜこうもキャラクター設定が雑なのか。前作のガルヴァトロンはいつの間にかメガトロンに戻ってるし、ダイノボットはグリムロックしか出てこないし…とまぁ不安にさせてくれる。こういう風に不満を漏らしても、もうBlu-rayは予約したし、最新作も楽しみにしている。だが変なことをしてくれるなよと忠告したい。

Mina