「もういい…もう休めマイケルべイ!」トランスフォーマー 最後の騎士王 映画官さんの映画レビュー(感想・評価)
もういい…もう休めマイケルべイ!
OK、時を2007年に戻そう
当時ガキだった俺はトランスフォーマー1作目を映画館で見たんだ
圧倒的な映像美とボリュームのすごいのなんの
その時の俺は金玉をマイケルべイに握られて精通管理されたようなもんだった
それから10年、俺はシリーズ全部を映画館で見たしBlu-rayもゲームも買い揃えたんだ
それぐらい愛してたんだよこのシリーズを
けどな、成長するにつれて分かってきたんだ…
もしかして初代以外クソなんじゃねえか?ってな
作品が進むごとに新キャラとかアクションとか表面的なもんは変化していてもよぉ
脚本やストーリーの整合性といった本質的な部分はなんもトランスフォームしねえじゃねえか!
ただの商業映画になり下がっちまったよ!
どうしてくれんだこれ!
はあ…
結局、マイケルべイが握ってたのは俺の財布だったんだ…
宇宙船やサイバトロンなど、非現実的な物が出てくるのが真のトランスフォーマーというものですよ
今回のトランスフォーマー(今までもそうですが今回は特に)は原作を彷彿とさせるシーンがかなりあって本当に最高でした
これこそトランスフォーマー!これこそロボット物!!って感じでした
その通りですわ!無印トランスフォーマーは内容が良かった。今のトランスフォーマーはCGを駆使して迫力で勝負してる感じ。そんなもの今時いくらでもあるって話よ。CGの上でCG戦わせたところで何にも感じないね。無印トランスフォーマーの街で戦うシーンは本当にこうなっちまうかもしれないって言う緊張感があったし、人間とオートボットの成長を細かく伝えられてて徐々にキャラクターに感情移入していった。最近のはなんだ!宇宙船やらサイバトロンやら、非現実的で全くもって恐怖も緊張感もない。ばかばかしいとさえ思っちまったよ。人間もいつまでたってもアホばっかでなにも感じなかった。
と言うことで今回良かった点はシモンズが出たところだけです。以上。