ダークネス
解説
「パラノーマル・アクティビティ」シリーズなどのヒットメーカー、ジェイソン・ブラム製作のもと、「インビジブル」のケビン・ベーコンと「サイレントヒル」シリーズのラダ・ミッチェルが共演したオカルトホラー。郊外へ家族旅行に出かけたテイラー一家。息子のマイキーは洞窟で見つけた奇妙な石を家に持ち帰るが、その日から家族の周囲で不可解な現象が続発するようになってしまう。実はその石には、古代の悪霊が封印されていたのだった。監督は「マンイーター」「ウルフクリーク猟奇殺人谷」のグレッグ・マクリーン。
2016年製作/92分/アメリカ
原題:The Darkness
スタッフ・キャスト
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2021年10月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
見どころはホピ族の儀式!ばあちゃんのテレサと孫のグロリアがともにカッコいいのです。状況を説明しなくても全て把握しているようで、ダウジングや羽根を使ったまじない(?)にはちょっとほれぼれしてしまった。
すべての原因はテイラー家の息子マイケル。自閉症児ではあるが、可愛い男の子で、母親ブロニー(ラダ・ミッチェル)の溺愛ぶりが滑稽に見えてしまうほど。そんなマイキーがグランドキャニオンの穴に落ちて、祭壇に置かれていた五つの石を持ち帰ってしまう。そこからテイラー家に異変が続発。水道が勝手にひねられたり、手形がいっぱいついたり・・・姉のステファニーの拒食症もその頃からなのか・・・ちょっとわかんない。
それほど怖くないけど、なぜか憎めない作品でした。宇宙の神秘というか異次元の世界というものまで感じられ、科学で解明できない不思議な現象もすべて呪術で解決してるような、そんなホピ族の平和的な生活も想像してしまう。
ただ、ストーリーが雑で、異常現象も怖くないけど、なぜか惹かれるのです。冒頭のカーター家や建築士の職場なんて意味の無い設定だし、なんだかんだと白人至上主義も感じてしまう。しかし、ボスの妻(ミンナ・ウェン)も魅力的だし、グロリアも魅力的。非白人のほうが凄いじゃん!てなことで、有色人種から見たほうが楽しめる作品なのかも・・・で、犬はやっぱり可哀想。大人になってからでいいから謝ろうね、マイキー。
2019年11月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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ユニバーサル映画らしく、カメラワーク・音響・演技・ストーリーは流石にしっかりしている。
破綻している点はない…のだが…
マイケルがくっそイライラする。
マイケル君は一家の息子役で、自閉症を患っており
キャンプにいった際に悪霊が封印されている石を持ち帰ってしまった。
それが元で様々な悲劇が生まれるという、まさに元凶中の元凶。
こいつのせいで隣家のワンちゃんが殺処分されたのは許されない。
おまけに本人は責任などまるで感じず、誰が被害に会おうがどこ吹く風。
設定はちゃんといるが…ちゃんとし過ぎて余計イライラするんじゃい!
マイケル君!今すぐごめんなさいしろ!家族と視聴者にごめんなさいするんだ!
親父がマイケル君と帰還する時に
「そいつ置いてこい!」と思ったのは内緒。
まぁお利口さんホラーという印象。
質自体は悪くないので、興味のある方は是非。
2018年12月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
2017年7月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
最近伸び悩んでいるジェイソン・ブラムらしい作品。特に今の彼を象徴しているのではないか。なんせケビン・ベーコンやラダ・ミッチェルら豪華な俳優陣にも関わらず、日本未公開。この時点で期待するのは止めた。結果その考えは間違えておらず、案の定という感じであった。
定番のオカルトホラーで、上流階級のとある家族は負のオーラが漂ういかにもな設定。しかし、ポイントは問題を引き起こす原因が家族関係とは関係無く、自閉症の長男が拾った石がきっかけ。普通は曰く付きの物件に越してきたギクシャクした家庭が…的なことが多いが、障害を持った子供が原因となると防ぎようが無いというか、なんともコメントし難い展開。新しい試みだと思うがこの自閉症の子供は正直要らない。終始観ていてイライラさせられる行動が多すぎる。自閉症という設定だから仕方ないが、限られた上映時間の中で、もっと他の部分を描けと釘を刺したくなる箇所が中盤に多くある。よってこの設定が仇となり中だるみが大いに発生していると考えられる。所々好感触な設定もあるのだが、イライラが勝り印象にほとんど残っていない。
「未体験ゾーンの映画たち」にもラインナップされず完全未公開作だったが、これは劇場まで行くほどの作品ではない。