王様のためのホログラムのレビュー・感想・評価
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砂漠で3Dホログラム!?
ABC朝日放送の深夜放送で鑑賞。
トム・ハンクス主演作にハズレ無し記録更新(笑)。
慣れない土地で、慣れない仕事に悪戦苦闘!
王様は来ないし、上司にはせっつかれるし、受付の人には嘘つかれるし、背中にでっかいコブみたいなのが出来るし、ストレスで心臓発作になるし、踏んだり蹴ったり…
それでも一歩を踏み出して…。とてもいい物語でした。
※修正(2023/02/13)
なんなの?、
なにを伝えたいのか、どこにおもしろさがあるのかわからん映画だった。
トムハンクスが好きだからと見てみたけど、その作品の無意味さに落胆。
サウジに移って仕事をがんばろうか、文化の違いもがんばっていこうか、そんななか背中の手術したりその女医とくっついたり、結局、なんだったんだろう。
タイトルなし
トム・ハンクス映画なので見たが期待ハズレ。展開に引き込まれるが結局あちこちに手を出しすぎ何を伝えたいのかインパクトなし。熟年サラリーマンが文化の異なるサウジアラビアでビジネスでの奮闘、そこで会う現地のドライバーとの交流、女医との恋を通じて活力を取り戻していくというストーリー。
なぜこうなった?
【王様のためのホログラム:おすすめポイント】
1.アラン・クレイ役トム・ハンクスが本当に良い役している、本当に最強マッチング!!!
2.アラン・クレイ役トム・ハンクスとユセフ役アレクサンダー・ブラックの絡みとセリフがいいなぁ!!
3.サウジアラビアの街中・ホテル・その他素敵な映像が良い!!
4.王様に会うまでに何度も何度も訪問する有りそうな脚本と映像が好きだなぁ!
【王様のためのホログラム:名言名セリフ】
1.アラン・クレイ役ム・ハンクスの名言名セリフ
→「大きな車はどこに消えたのか? ステキな家も煙のように消えた 美しい妻もだ なぜこうなった?」
→「ずっとこうだった ずっとこうだった ずっとこうだった‥」
→「じゃ、命がけでメールを送っているのか?」
→「やましければ目をみない 僕を信じろ」
→「フリーだ」
→「言わなきゃよかった」
2.ユセフ役アレクサンダー・ブラックの名言名セリフ
→「運転手 ガイド ヒーロー」
→「アラビア料理を試したいと」
→「話してはいけない女」
3.ザーラ・ハキム役サリタ・チョウドリーの名言名セリフ
→「文化の違い?大した問題ではないわ?」
4.ハンナ役シセ・バベット・クヌッセンの名言名セリフ
→「国王はずっと来てないわ この一年半一度も」
本当のCIAだったら、CIAだと言うか?
映画「王様のためのホログラム」(トム・ティクバ監督)から。
鑑賞後、台詞のメモも少なく、何を伝えたかったんだろうか、と
考え込んでしまったくらい、何も印象に残らなかった。(汗)
コメディでもないし、ラブストーリーでもないみたい、
なんだか、中途半端感が残った作品になってしまった。
その中で、敢えて探すとしたら、
「3Dホログラム」をプレゼンする現地のサウジアラビアで
「CIA局員」と勘違いされ、銃を向けられた場面。
その前に「CIAか?」と訊かれ「フリーだ、局員じゃない」と
ジョークで返したら、そのジョークが伝わらなかったらしい。
その彼らに「『CIAじゃない』と証明するには?」と詰め寄られ
「本当のCIAだったら、CIAだと言うか?」と答えて難を脱する。
こんな事ありえないだろうし、サウジアラビアの人たちに失礼だ、
そんな感想までもってしまった。
サウジアラビアの国王だから、いつ会えるかわからない・・、
という設定自体が、今の時世にあってない気がするからだ。
タイトルの「王様のためのホログラム」の映像は、ほんの僅か。
仕方ないから、意味不明な作品だった、と残しておきたい。
主演「トム・ハンクス」に騙されちゃったかな。(笑)
P.S.
ラストに教訓めいた「生きる力を待て。再び自分の強さを感じる」
「まだ時間はある。時間は必ずある」が、キーなのかな?
ダラダラでラブラブ。
てっきりコメディだと思って観始めたら、なんだか様相が違う?
アレ確かにT・ハンクスはいつものように真面目顔で困っている
のに、なんだか身につまされない…っていう不思議な感覚の作品。
タイトル通り王様にホログラムをプレゼンする中年サラリーマン
のお仕事奮闘記のはずなんだけど、お国柄?なのか設定どおり?
なのか、ダラダラしてばかりで話も仕事も進んでいかない。挙句
ハンクスは後半ラブラブモード全開でラブシーンが沢山出てくる。
えー??何じゃいなこれは~。と思ってしまうところなんだけど、
テーマはそれでいいみたいだ。イスラム文化に毎日触れるにつれ、
だんだん馴染んでいく主人公と同じで、観客もだんだん親しみを
覚えればいいのか…と中盤あたりでやっと気が付く始末。不思議
な印象こそがまさに異文化発信のなせる業、こちらの既成概念を
取っ払う必要性があったか。映画も人生も自在に受け取れる人間
になりなさいよー。って教育されているようなモヤモヤした気分
で観終えた感じもするが、ホログラム中にB・ウィショーが登場
したところだけは「お!」って少し乗り出し気味になったりした。
(結局中国に持ってかれるのね。日本も同じ目に遭ってるからかな)
トムハンクス作の中であまり記憶にないハズレ。
プロジェクトの話が中心になってくるのか、なんかコメディチックな展開があるのか、ドラマチックな何かがあるのかと思いきやそうでもなく。
もう少し若くてイケメンだったらわかんなくもないけど、おっさんの恋愛とか熟年の恋愛とか?しかも恋愛っぽい描写もなく、しかも生々しいシーンいらんし。。っていう。
なんか最後の方はマズイ飯食わされてる気分だった。
ありふれた「中年の危機(Midlife Crisis)」の物語
砂漠と3Dホログラム。どこかミスマッチなようで、ただ広大な砂漠地帯にホログラムが映し出されたらそれは神秘的でユニークな視聴感覚だろうなぁとイメージした。しかし、映画は特にそこら辺には興味がなかったみたい。
この映画は、別にサウジアラビアという国にも、3Dホログラムも、別段取り立てた効果を生むわけではなくて、ただただWI-FIもつながらない不便な土地で奮闘する、中年の危機の男のハートフル・コメディと言った風合いだった。よって、主人公が懸命に売り込もうとするホログラムはほんのワンシーン程度しかお披露目されないし、それも随分簡素なもの。あれ?トム・ティクヴァってこんな映像で満足する人だった?もっと中毒性のあるスタイリッシュな映像を取る人じゃなかったっけ?「トム・ティクヴァ×ホログラム」でもっとすごい映像を勝手に想像しちゃいました。なんか、秀逸な人間ドラマを撮っていたラッセ・ハルストレム監督がいつしか万人向けのハートフルドラマを撮る職業作家のような存在になってしまった時のような落胆。まさかティクヴァ、このままハルストレムみたいな職業作家になんてならないよね?(そういえば「砂漠でサーモンフィッシング」はハルストレムの監督作品か)
内容としても、本当に当たり障りもないハートフルコメディそのもの。失意のアメリカ人が異国の地で惨憺たる目に遭って、でも現地の人と交流していつしか恋までして人生の新たな一歩を踏み出して大団円・・・というお決まりの定石をひとつ残らず踏んだ、極めて普通のコメディ・ドラマ。もちろんそういう作品を否定はしないし、その王道具合が心地いいと思える作品もあるけれど、この映画の場合は、本当に得るもののない凡庸でフツーの映画だとしか感じなかった。
トム・ティクヴァ×トム・ハンクス×サウジアラビア×砂漠×ホログラムという、トピックいっぱいの要素を集めておきながら、ここまでフツーに仕上げられたのはある意味すごいこと?こんなにユニークな要素を盛り込んでいるのに、物語がただただ中年の危機に陥った男のありふれた再生にしか興味がないのは退屈だし、その描き方も極めて手垢のついたようなものであるのも、あまりに拙い気がした。
喜劇センスに疑問はないものの、すっかり貫禄がついたトム・ハンクスのドタバタが、そろそろ笑いにつながりにくくなっているのも、映画が弾けなかった一つの要因かも知れない。
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