「本当のCIAだったら、CIAだと言うか?」王様のためのホログラム shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
本当のCIAだったら、CIAだと言うか?
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映画「王様のためのホログラム」(トム・ティクバ監督)から。
鑑賞後、台詞のメモも少なく、何を伝えたかったんだろうか、と
考え込んでしまったくらい、何も印象に残らなかった。(汗)
コメディでもないし、ラブストーリーでもないみたい、
なんだか、中途半端感が残った作品になってしまった。
その中で、敢えて探すとしたら、
「3Dホログラム」をプレゼンする現地のサウジアラビアで
「CIA局員」と勘違いされ、銃を向けられた場面。
その前に「CIAか?」と訊かれ「フリーだ、局員じゃない」と
ジョークで返したら、そのジョークが伝わらなかったらしい。
その彼らに「『CIAじゃない』と証明するには?」と詰め寄られ
「本当のCIAだったら、CIAだと言うか?」と答えて難を脱する。
こんな事ありえないだろうし、サウジアラビアの人たちに失礼だ、
そんな感想までもってしまった。
サウジアラビアの国王だから、いつ会えるかわからない・・、
という設定自体が、今の時世にあってない気がするからだ。
タイトルの「王様のためのホログラム」の映像は、ほんの僅か。
仕方ないから、意味不明な作品だった、と残しておきたい。
主演「トム・ハンクス」に騙されちゃったかな。(笑)
P.S.
ラストに教訓めいた「生きる力を待て。再び自分の強さを感じる」
「まだ時間はある。時間は必ずある」が、キーなのかな?
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