「田舎のジャン・レノ。明るい雰囲気」プロヴァンスの休日 あま・おとさんの映画レビュー(感想・評価)
田舎のジャン・レノ。明るい雰囲気
田舎が舞台、緑と光と笑顏が溢れかえる。気楽に観て気分を変えられる。
明るさが個性的でよい!と思うには引っかかる点がいくつか。
冒頭のあたりで(もっと言えばTGVの場面だけで)、早々とあら筋が想像できてしまう。この単純さは好みの問題か?
またサウンド・オブ・サイレンスのシーンは、素敵な場面だけれどストーリにはそぐわないのが残念。
そぐわないといえば、予想外の英語の歌や<イージーライダー>も。プロヴァンス映画に若かりし頃のアメリカへの憧れ?
ジャン・レノはこんな役も良い感じだった。が、彼以は全て同じにみえてしまう。年齢も立場も性別も違うはずなのに?笑顔の作り方が不自然なのだろうと。(ただしギターのおじいさんは素敵で、歌とルックスがキラリと光る)
テオもアドリアンも表情つくりがよい感じだけれど、均一笑顔という共通項に引っ張られてしまう。
コメントする