「ひと夏の成長」プロヴァンスの休日 ミーノさんの映画レビュー(感想・評価)
ひと夏の成長
母親(娘)のデキ婚が元で疎遠だった十代の孫たちが、大都会パリから南仏プロバンスに住む昔気質の頑固オヤジの祖父のもとでひと夏を過ごす。最初はケータイが繋がらんだの文句タラタラの孫たちだったが、年上の異性に恋したり、外国からの観光客をナンパしたりして楽しんでいく。
実は祖父には実弟を亡くしたという過去があるのと、若い頃からのヒッピーの仲間たちとの強い絆も持っており、見た目で人を判断してはいけないということを学ぶ。
世代間ギャップのある者同士が確執を経て分かりあう話はありがちなものの、空っ風の吹く夏の南仏の風景がたっぷり味わえるフランステイストの映画。
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